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  1. 日本のプロ野球選手。
  2. ゲーム『英国探偵ミステリア』の登場キャラクター。小林誠司(英国探偵ミステリア)の記事を参照。

概要編集

1989年6月7日生れ、大阪府堺市出身。

ポジションは捕手、右投げ右打ち。

広陵高校卒、2007年の夏の高校野球では野村祐輔投手(現・広島)とバッテリーを組み決勝に進出、佐賀県立佐賀北高校を相手に4-1でリードしたが、8回裏に逆転満塁本塁打を浴びて敗れる、まさかの引き立て役を演じる羽目になってしまった。

同志社大学を経て日本生命入社し、2013年ドラフト会議にて石川歩の外れ1位にて読売ジャイアンツ指名され同球団に入団、背番号は「22」。

2016年に1軍スタメンに定着し、盗塁阻止率.356という両リーグ通じて最高の数字を記録した。


また2017年にはWBC日本代表として選出された。

昨年末の強化試合では千賀滉大フォークボールを取り損なったり等いまいち冴えない所が目立ったが、直前の壮行試合では強気のリードや守備の安定感を発揮し、怪我で辞退した嶋基宏の代わりに正捕手として出場することとなった。

そしてWBC本戦では「使えない」という下馬評をひっくり返す大活躍を見せ、

最終的には打率.450(20打数9安打、チームトップ)、1本塁打、3犠打、1犠飛、6打点(チーム3位)、4得点という脅威の数字をマークした。

チームは惜しくも準決勝のアメリカ戦で敗退してしまうが、侍ジャパンの正捕手として十二分の活躍を見せ、更にはプエルトリコ代表でメジャー最高の捕手と言われるヤディアー・モリーナベストナインを争うという大会前まで誰も予想だにしていなかった出来事が起こり、小林の急成長は各所で話題となった。

…が、シーズン開幕後はWBCでの疲れが祟ったか成績が低迷してしまい、一部からは「世界にしか通用しない男」「世界の小林」という微妙なあだ名を頂戴してしまう事となってしまった。

酷いものでは「元からズレたところでスイングしているから、海外のムービングボールのズレがジャストミートしただけ」とも


また同年には選手間投票で自身初のオールスターゲーム出場を果たし、ZOZOマリンスタジアムで行われた第2戦に捕手としてスタメン出場。

第一打席にて金子千尋の初球のストレートを弾き返し、レフトスタンド中段まで運び、オールスター初打席にして先制のソロホームランという稀代稀に見る記録を達成した。

また中継の解説席に居た坂本勇人は小林が打った瞬間に笑いを堪えきれず、「シーズンでやれ」という辛辣なツッコミを残し、ベンチの高橋由伸監督は打った瞬間に何故かがっくりとうなだれ、直後に「何でだ?」というポーズを取り、ホームインしてベンチに戻りハイタッチする小林を思い切りぶっ叩いていた。また、この試合でのセ・リーグ選抜は負けたが、得点はこのHR一本のみであり、小林は敢闘賞を受賞した。


2018年の小林は開幕から絶好調。20試合を終えた時点で、61打席52打数19安打、打率.365と前年までが嘘のような好成績で、4月24日には規定打席数に到達し、暫定首位打者まで上り詰めた。…が、案の定その後はいつもの小林に戻る。しかしながら、下位打順としてはそれなりに優秀な打率を推移しており、捕手としての技量にも昨シーズンよりも磨きがかかっているが、打力で勝る大城卓三宇佐見真吾にポジションを奪われることも多くなっている。

しかし、これは捕手というポジションの負担を軽減するためである事という事情もあるため、一概に小林が悪いとは言い切れない。

事実、バッテリーを組んだ山口俊菅野智之ノーヒットノーランを支える。

(同一年で捕手がノーノーを2回達成したのは52年振りの快挙)

三年連続盗塁阻止率リーグ1位(巨人では56年振りの快挙)

※そもそもセ・リーグで三年以上盗塁阻止率リーグ1位になった捕手は古田敦也森昌彦と今回の小林の3人しか居ない。

と捕手としては十分な結果を出している。

極め付けは絶対に負けられないCS(ファースト・ファイナル)の全試合が小林のスタメンマスクだった事からもその能力を信頼されていた事は間違いないだろう。


オフシーズンには、日米野球に先駆けたエキシビションマッチとして行われた巨人対MLB選抜の試合に出場。出番はわずか1打席のみだったが、デトロイト・タイガースダニエル・ノリスから攻撃の起点となるツーベースを放ち、またしても「世界にしか通用しない男」の貫録を見せつけた。


2019年は埼玉西武ライオンズからのFAで炭谷銀仁朗が加入したことや監督の原辰徳の方針で、先発マスクをかぶる機会は菅野智之や山口俊らが登板する時に限られ、出場試合は4年ぶりに100を割り込んだ。

しかしながら盗塁阻止率は4年連続で4割超えと相変わらずの強肩ぶりを見せ、シーズン打率も通算自己記録2位の.244と打撃面もそこそこ好調であった。


2020年は開幕3戦目の6月21日に左手に死球を受けて骨折し長期離脱。その後復帰したものの、今度は2軍戦でワンバウンドしたボールを捕球した際に右手人差し指を骨折と散々なシーズンに終わる。離脱中に打力に優れる大城卓三がスタメンに定着し、2021年以降は出場機会も大幅に減少した。


2022年,2023年もほとんど出場機会に恵まれなかったが、打撃よりも守備を重視する阿部慎之助氏が監督に就任した2024年には大城卓三が攻守に精彩を欠いたこともあって出場機会が急増、打率は低いものの攻守にしぶとい岸田行倫とスタメン出場を競いあう状態となっている。


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