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概要編集

1996年10月10日生まれ。

報徳学園高校では1年生からベンチ入り、当初は内野手として遊撃手のポジションや投手など複数のポジションを務めたが捕手が手薄なチーム事情もあり2年秋から捕手に転向。2年春、3年春の甲子園大会に出場した。

社会人野球・大阪ガスでは15年、16年の2年連続の4強に貢献。16年の準々決勝・鷺宮製作所戦では投手を好リードしノーヒットノーランに貢献した。

2017年、ドラフト会議にて読売ジャイアンツに2位指名を受け、プロ入り。

2019年8月3日の横浜DeNAベイスターズ戦で一軍デビュー。翌8月4日に一軍プロ初スタメン。

2020年には小林誠司の長期離脱に伴い第3捕手としてのポジションを掴んだ。6月27日の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初安打。10月31日のヤクルト戦でプロ初本塁打。サイレントトリートメントで祝福された。

2021年は大城卓三炭谷銀仁朗に次ぐ第3捕手という立場もあり、出場機会に恵まれず。炭谷が東北楽天ゴールデンイーグルスへトレードで移籍してからは一軍に帯同するも出場機会はなかった。同年オフ、實松一成が背負った背番号27へ変更した。

2022年、原辰徳監督がラジオで「今年は岸田を使っていく」と明言。攻守に精彩を欠いていた小林に代わり再昇格すると山崎伊織のプロ初勝利に貢献する好リードを見せた。しかしながら、スタメンでは5試合の出場にとどまった。

2023年、6月30日の阪神タイガース戦でプロ初の代打サヨナラホームランを放つ。球団捕手としては大久保博元以来29年ぶり。この年は46試合出場打率.250、2本塁打を記録した。

選手としての特徴編集

二塁送球1秒8の強肩と、広角に打ち分ける打撃が武器。攻守にわたってバランスが良く高い総合力が評価されている。

人物編集

地元・兵庫県川西市出身のプロ野球選手に同じく捕手の古田敦也がおり、古田と同じ少年野球チーム「加茂ブレーブス」でプレーした。また、父の辰則は川西明峰高校時代に捕手としてプレーしていたが、1学年下から入学してきた古田にレギュラーを奪われている。


明るい性格であり、チームのムードメーカーとしても知られる。試合前の円陣ではユニークな小道具を駆使して度々チームメイトの笑いを誘っており、その姿から「円陣番長」と呼ばれている。

関連タグ編集

プロ野球選手 読売ジャイアンツ 捕手(キャッチャー)

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