プロフィール
名前 | Gosuke John Katoh(加藤ジョン豪将) |
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国籍 | 日本/アメリカ(二重国籍) |
生年月日 | 1994年10月8日 |
出生地 | カリフォルニア州マウンテンヴュー |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 内野手(ユーティリティ) |
プロ入り | 2013年MLBドラフト2巡目(全体66番目) |
MLB初出場 | 2022年4月9日(現地時間) |
NPB入り | 2022年ドラフト3位 |
経歴
1994年、アメリカのカリフォルニア州にて、日本人夫婦の間に生まれた。親の仕事の都合で1998年に日本の神奈川県に移るも、2000年には一家で再びカリフォルニアへ渡りサンディエゴへ移住し、現地のリトルリーグで野球を始めた。
元々は右打ちだったが、2002年当時シアトル・マリナーズに在籍していたイチローに感化されて左打ちになった(一時期は両打ちだったこともある)。
ランチョ・バーナード高校時代、2013年のMLBのドラフトで2巡目(全体66番目)でニューヨーク・ヤンキースに指名されてプロ入りした。ドラフト指名順位は2009年にワシントン・ナショナルズから14巡目(全体492番目)で指名された鷲谷就也を大きく超えて、これ迄MLBのドラフトで指名された日本人の中で最高。なお、同期にはアーロン・ジャッジ(1巡目補償指名・全体32番目)がいた。
ヤンキース傘下時代は選手層の厚さもあって昇格できず、2019年シーズン終了後にマイナー契約が6年に達したことでFAになり、マイアミ・マーリンズとマイナー契約した。
マーリンズ傘下で迎えた2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグが全日程中止となったことでプレイ機会無し。マーリンズの中でCOVID-19の集団感染や出場辞退者が現れた為にサマーキャンプの60人枠に追加招集されたが、ロースター入りは出来ず11月に退団した。
2021年はサンディエゴ・パドレスとマイナー契約したが、ここでもメジャー昇格の機会を得られず、3Aで1年間通してプレイした後、オフに退団。
2022年はトロント・ブルージェイズとマイナー契約し、スプリングトレーニングに招待選手として参加。プロ入り10シーズン目にして自身初の開幕メジャー入りを果たした。MLBドラフトで指名された選手、及びNPBを経由していない野手としては何れも日本人メジャーリーガー初となる。現地4月9日のテキサス・レンジャーズ戦で代走として公式戦に初出場。同月27日のボストン・レッドソックス戦で初安打を記録した。5月に入りロースターの縮小に伴う登録人数制限もありDFAとなるが、程なくニューヨーク・メッツに入団した。メッツでは出場選手登録されただけに終わり出番が無いままマイナーへ降格し、再昇格の機会も無かった。
2022年10月20日、NPBのドラフト会議にて北海道日本ハムファイターズより3位で指名され、11月4日に入団会見が行われた。背番号は『3』。
2023年は肉離れの影響で開幕に間に合わず、5月に1軍へ昇格するとNPBタイ記録となる「デビューからの10試合連続安打」を記録した。
しかし2024年は1軍出場機会を大幅に減らし打率も2割を切ったため、年齢面からシーズン終了後現役を退いた。
関連項目
八村塁(NBAで初めてドラフト指名からロースター入りした日本人選手)
福藤豊(NHLで初めてドラフト指名からロースター入りした日本人選手)
内藤大助(そっくりさん)