野村貴仁
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のむらたかひと
野村貴仁とは、日本の元プロ野球選手。
高知県高知市(当時吾川郡春野町)出身、1969年1月10日生。
高知県立高岡高校宇佐分校では四強入りの成績を残し、社会人野球三菱重工三原を経由して1990年にオリックスブルーウェーブ入り。
身長170cm足らずと、プロ野球選手としては小柄ながら150km/h近い速球で特に中継ぎとして活躍。
1997年に読売ジャイアンツへ移籍。
一時期登録名を「野村 空生」としていた。
2001年にメジャーリーグ挑戦で渡米しミルウォーキー・ブルワーズに入団するも2年足らずで解雇。
その後は日本ハムファイターズ、台湾の誠泰コブラズを転々とし、2004年に引退した。
オリックス時代に外国人選手から薬物を貰ったりするなどしており、巨人時代には既に覚醒剤に手を染めていた。
引退後2006年に覚醒剤所持で逮捕。
執行猶予判決を得て故郷へ帰るも、家族は去り野球教室を開いたもののうまくいかず世間からは忘れ去られていた。
そんな彼が再び世間の注目を集めたのは2016年2月、かつてのチームメイト清原和博の逮捕だった。
彼が巨人時代に清原に薬物を渡していたという情報から、マスコミは高知で1人孤独に暮らす彼の元に続々と取材に訪れ、TVに映った彼の変わり果てた姿に視聴者達を騒然とさせた。
無精髭は伸び放題、自宅は手入れができず荒れ果ててゴミ屋敷と貸した中でインタビューに応じる彼の姿は、「薬物はここまで人を落ちぶれさせるのか」とかつてのファン達を嘆かせた。
しかしマスコミの訪問に伴い、「久々に人と話をする」体験が精神的に少しはプラスになった部分もあったのか、数日後には髭をさっぱりと剃っており、それ以降も雑誌に野球論評を寄稿したり、自身のYouTubeチャンネルを開設するなど少しずつ表舞台に戻り始めている。
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