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概要

beatmania IIDX16 EMPRESS」にて初出。

声は、水樹奈々が担当。

翡翠色のロングヘアの女性。出身地・年齢・血液型は不明。一人称は「わたし」。好きなものは、雪・士朗ちゃん・お父様・洋服。


弦士の義娘で士朗の義妹、慧靂の義姉、神崎家当主代行。梅桐家である天土とは対立している。養女であり2人とは血は繋がっていないが、エレキには知らされていない神崎家の裏家業には精通している。エレキとは別に神崎家に伝わる裏の技の数々を士郎と共に(それと知らずに)伝授していく。

ある日の夜に士朗と紗矢は弦士の命により日常とはかけ離れた場面に遭遇し、同時に平和な日常に別れを告げることとなる。後に士郎は神崎家に反発し家を出るが、紗矢は神崎家の人間として生きる道を選ぶこととなる。士朗を「失敗作」と呼びつつも狂気に近い歪んだ愛情を向ける重度のブラコンかつヤンデレで、幼少の頃に士郎が「一生守ってやる」と言った言葉に対し「お嫁さんとしてもらって」と返した約束を未だに引きずっている。

普段の話し方は淑やかかつ丁寧だが激昂すると口調が荒くなるなど、感情の起伏が激しい。


ポスターで描かれていたときは妖艶な大人の女性の雰囲気であったがROOTS26掲載時のイラストは他の女性キャラと比べると眼のハイライトが少なめに描かれておりレイプ目に近い描き方になっている。


ROOTS26_S(suite)での活躍

『Roots26 S[suite]Vol.1』第四話は幼少の頃、両親が目の前で殺害されており神崎家に引き取られても心を閉ざしたままで道場に通う少年達から偏見の目で蔑まれていた。しかし苦手としていた蛇を退治してくれ、そして自分を心配してくれた士朗と約束を交わし心を開くようになる。またROOTS26掲載時の頃では士朗が神崎家を出て行ったから現在の歪んだ性格になったと思われていたが、『Vol.1』第四話の劇中では弦士に仕打ちを受ける士朗に対して罵るような発言をしていたため、士朗が神崎家を出る前から性格が歪んでいたことがわかる。

『Roots26 S[suite]Vol.2』第四話では夜、士朗に遭遇。菱宮家の国家機密級のネットワークに不正アクセスした元を調べた結果。士郎の関係者であることに気づいたことを士朗に告げる。そしてエリカが現れ、エリカを護ろうとする士朗を襲う。さらに追撃しようとしたところ、携帯から連絡が来たために去ることにした。

『Roots26 S[suite]Vol.3』第三話では弦士に士朗達の接触を止めることを言われるが、結局は意に反することになる。エリカの携帯に連絡し「兄が不治の病に掛かっている」と告げこのことで話し合いしたいと言い、「この事を秘密にするために誰も連れてこないように」と念を押しエリカを呼び出すことに成功する。その後菱宮センタービルで探索を終えた士朗に公衆電話から連絡をし、士朗を菱宮ファナンスビルに呼び出した。

第四話第一部では、エリカを取り戻そうとする士朗と激突。両者一歩も引けを取らない状況だったが弦士の介入により気を失い、彼の部下によってこの場から連れ出されてしまう。なお、ブックレットの巻末ページでは第四話第二部の回想である士朗と弦士の戦いの前に再び士朗と戦うことになっている。そして後に、士朗と共に弦士と戦うことになる(この光景の一部は第四話第二部に収録される)。

劇中第四話第二部では出演はしていないが、ブックレット内の小説ではナイアたちと一緒に達磨の研究施設にいたことがわかる。彼女のみ達磨の前に姿を表さず、扉の後ろに隠れて複雑な心境で会話を聞いていた。この頃の紗矢は罪滅ぼしとして、天土たちに協力をしていた。施設の中、ナイアたちと天土の姿がこの場を後にすると紗矢もまた、この場を去っていった。


ACでの暗躍

18作目Resort_AnthemのSTORY MODEで行動を本格的に開始する。彩葉やナイアたちが海の家でのバイトのため訪れていた海岸に現れ、孔雀を気絶させた後彩葉とリリスを誘拐する。その際、彩葉に謎の術を施す。その後駆けつけた右頭・左頭と交戦するが撤退。2人は無事に奪還された。


22作目PENDUAL内イベント-伝説錬金- PENDUAL TALISMANでは四体の戌、卑弥呼の分身体と共に梅桐を襲撃する。右頭・左頭が不在の中天土と緋浮美は苦戦を強いられるが、なんとか撃退する。


24作目SINOBUZでは茶倉と共にメインキャラクターを務める。この時の紗矢は現在よりも若い。

本作OPテーマの立ち位置である次葉~turn the pageのムービーでは卑弥呼が背後に。この頃から既に洗脳は施されていたと考えられる。


27作目HEROIC_VERSEでは戌と共にヒーロー養成所を襲撃。姫留サイレンとバトルになる。が、別の戌の裏切りに遭い、姫留の力により戌の洗脳が解かれ撤退。その際、「どうせ最後に勝つのは我々だ」という捨て台詞を放った。


追記事項

ROOTS26初の悪役キャラクターで、当初プロフィールが公開される前は士朗の姉で性格もまた、面倒見の良い穏やかなものだと推測された。しかし月刊アルカディアにてプロフィールが公開されたときはファンは大いに衝撃を受け、同時に批難を受けることとなる。


尚、GOLIはこの事に関して謝罪をしており、紗矢の設定等は実は製作スタッフの要望によるもので、

スタッフ側がROOTS26 S(suite)等の商業的な展開目的で彼女の性格を設定したとファンからは推測されている。


関連項目

beatmaniaIIDX GOLI 弐寺 哀しき悪役

神崎弦士 ROOTS26_S(suite)

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