概要
初出は『beatmania IIDX 9th style』。
オレンジ色のロングヘアで、花飾りのついたかんざしをしている。
京都出身で伝統ある呉服屋の三女。天土と緋浮美の妹でもあり、フルネームは「梅桐彩葉(うめぎり いろは)」。厳格な祖母により命名。
17歳で血液型はAB型。
好きなものは、アルカディア第一期掲載時:オカルト本・緑茶・悪魔城ドラキュラ→IIDXバイブル掲載時:POPS・オカルト本・緑茶。
『9th style』稼動からしばらくしても設定が公開されずその後名前及びプロフィールを一般募集し、その中から設定が完成した(募集の際、リリスの相方でオカルト好きとの決定事項は発表されていた)。
このためロケテスト以降、彼女の衣装にデザインされていた「CHAKURA」をもじった「チャクラ」という名前が浸透していた時期がある。
この名残から、彼女に憑依する幽霊として茶倉の設定を盛り込むこととなった。
『ROOT26』である事件をきっかけに緋浮美によってウサギの姿に変えられたことがある(後にこのエピソードは『Roots26 S[suite]Vol.2』第三話に収録される事となる)。
高校入学と同時に上京、その際警察に追われる撮影衣装時のサイレンと孔雀を追いかけるリリスに出会い同じ高校であったために意気投合し後に「白黒コンビ」と呼ばれることになる。
リリスを通じてIIDXをプレイするようになり、腕前はリリスと同様。
リリスとは対照的に明るくお喋りで、『IIDXバイブル』では「機関銃」というあだ名が付けられていた。
梅桐家の中では非常に霊力が強く、初登場時のアルカディア第一期掲載時では誰もいない場所で話しかけていたこともあったという。
そのため茶倉が憑依することになる。口癖は「ややわぁ」。
登場以降暫くは無表情、もしくははにかんでいる程度の画像ばかりであまり活発なイメージは見られなかった。しかし2006年にスタートした『ROOTS26』では第一回から非常に良く喋るキャラクター性を発揮し、以後の人気投票では首位を取ることも多くなった。
度々隠し撮りをするエレキには手を焼いているが、まんざらでもないらしい。
『Roots26 S[suite]』では慌てん坊で少しおっちょこちょいな性格になっている。またリリスと一緒に「シロロ魔術」を率いて惚れ薬を作るが、それが原因でトラブルが起こることがある。
『Roots26 S[suite]Vol.2』第二話ではリリスの身体に昇天したエレキを砂で埋める一面も。
『Roots26 S[suite]Vol.3』第一話ではオカルト研究部にて再び惚れ薬の開発に挑み、完成した。
なお、参考にした書物は緋浮美が管理していたものから懲りずにまた無断で持ち出したという。
実験台を探しにジョニーズに入るとエリカに出会った後に孔雀・ダルマ・エレキの3人を見つけ彼らの内エレキを実験台にすることにし、エレキが頼んだアイスコーヒーに惚れ薬を入れるがそのとき孔雀がウエイトレス探しに夢中になっているところをぶつかり危うく溢しそうになったが、溢さずに済んだ。
しかし孔雀が頼んだコーヒーと区別が付かなくなり、孔雀は適当にアイスコーヒーを飲むと一気に痩せこけてしまう。慌ててリリスと一緒に外に出るが緋浮美にバレてしまい、追いかけられる羽目に。
なお『Vol.3』のブックレットでは高校卒業後、梅桐家の当主になることが判明する。また第四話第二部では眠りについた津軽を助けるために緋浮美と共に修練を積んでいることが、天土の口から語られていた。
SNSアプリ・eAMUSEMENTではbeatmaniaIIDXでテンキーオプションを使用せずDJ LEVEL AAを出して楽曲をクリアすると、シェアリザルトの右下に現れる。
一時期(IIDX REDの頃)手違いで死んでゲーセンの地縛霊となっていた茶倉の魂が乗り移っていた事があった。茶倉が生き返るまでかんざしに封印されたものの、彩葉の体を拝借してはナイアと勝負されていた。
ちなみにGOLI氏曰く茶倉が乗り移った彩葉は「『茶』倉と彩『葉』なので『茶葉(ちゃば)』」。特殊能力は美味しいお茶を淹れる事ができる、らしい。