シーマ(ファイアーエムブレム)
しーま
前作『暗黒竜と光の剣』にて登場したグラ国王ジオル王の娘で、後に皇帝ハーディンの命によりグラ国の王位継承者として対アリティア軍の戦線に立たされる。
王の第二夫人の娘であり、そのいきさつが詳しく語られることはないが母を奪ったジオル王を憎んでいる。
クラスは「ジェネラル」。
シリーズでも珍しい女性のアーマー系ユニットであるとともに、その先駆者でもある。
『紋章の謎』では初期メンバーのドーガと並んで数少ない仲間となるアーマー系ユニットの1人。
加入は遅いものの上級職でステータスが高くグングン成長するため育てれば十分活躍できる。
『新・紋章の謎』では仲間にできるアーマー系ユニットが増えたうえ、上級クラスの女性ユニットであれば兵種変更で女性ジェネラルを増やすことも可能になったので個性がやや薄れてしまった。
卑劣漢の父とは違い思いやりの深い人格者で、部下や国民からも慕われている。そのためか、彼女を仲間にするためにはグラ兵を一人も殺さずに説得する必要がある。
ちなみに『新・紋章の謎』では説得後でもグラ兵を殺してしまうとサムソンと共に完全に敵に回る。
アリティア出身の斧使いの勇者・サムソンとは恋仲にあり、戦争終了後は王位を放棄し彼とともに生きる道を選んだ。また『新・紋章』にて追加されたイベントでは鎧の中に人形を隠し持っていることが判明する。
- ファイアーエムブレム0では何とドレス姿のシーマが見られ、鎧の中に抜群のプロポーションを隠していることが判明した。
- 『王女』なので新・紋章の謎では兵種変更によって神官系統にして、杖のレベルをAまで育てればオームの杖を使える。
- 箱田真紀版のコミカライズ「暗黒竜と光の剣」でもマルスの回想の中に登場。まだ重責を背負っていないためか、口調に少女らしさが残っている。
グラの王女 シーマ
「私はグラの王女シーマだ。
父王ジオル亡き後…
グラの王位を継いだ者だ。」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/重装 |
武器 | キラーアクス+→紅姫の斧(専用) |
奥義 | 長盾 |
A | スヴェルの盾 |
C | 重盾の鼓舞 |
初期から登場。想い人のサムソンがリメイクで「剣よりも斧の扱いが得意な勇者」とされた事に伴ってか、シーマ自身も斧使いとなっている。
ステータスは守備魔防は高めだが攻撃速さは低い。
スヴェルの盾で特攻を無効化し、重盾の鼓舞で味方アーマー系の守備と魔防を強化できるなどサポート面では優れている。スキル継承で空いたB枠に壁にするなら「守備隊形」、追撃させるなら「迎撃隊形」ぐらいは持ってきておきたいところ。壁役で奥義を「緋炎」にするなら守備錬成、「遠距離反撃」を継承させるなら魔防錬成も視野に入ってくる。
なお、パッシブAの「スヴェルの盾」はシリーズではよくある北欧神話由来のものであるが、原作ゲームには登場しないオリジナルのスキルである。
2020年7月のアップデートで専用武器「紅姫の斧」が登場。キラーアクス鍛+の上位互換の武器で特殊錬成効果は敵に攻撃された時か敵のHPが100%の時は戦闘中、攻撃守備+5かつキャンセル効果。これで敵の奥義を遅らせる+耐久力上昇、火力不足が改善されて受けに特化した個性を得るようになった。
2023年10月から神装英雄に選ばれた。エンブラ帝国の衣装を身に纏った。