概要
腕利きの剣士・ナバールに容姿が似ている為、たびたび勘違いされていたが、いつしかそれを受け入れ、彼の名を騙るようになる。それにまんまと騙された帝国の将軍・ラングに雇われ、アリティア軍との戦いの場に立たされる。
奴隷剣闘士時代の恩人であるオグマか、ナバールを過去に説得したことのあるシーダのどちらかが彼に話しかけることで味方に加わる。シーダの場合、内心ナバールの加入を期待していたのか「力を貸すぜ」というサムトーの申し出に対し「うん・・・あなたでもいい・・・」と返されている。
オグマの場合では奴隷剣闘士時代に何度も世話になり、皆で逃げ出した際もオグマ一人が身代わりになったことで助かりその後の彼とシーダとの出会い等を語る等現在でも慕っており、そのオグマに恩返しがしたいと無理矢理付いてくる。
サムトー自身のことを知らないシーダはともかく、ナバールと因縁があってなおかつサムトーの過去を知っているオグマが完全にナバールと思い込んでいたところを見ると、容姿だけでなく立ち振る舞いもかなり似ていると思われる。
常に冷静沈着なナバールに比べてだいぶ砕けた性格。お調子者で何かと自惚れた言動が目立ち、とある村人からは「いい加減な奴」という評価を受けている。また、女好きな面も見られ、シーダに話しかけられて仲間になる際もそれらしい描写が見られる他『新・紋章の謎』で追加されたイベントでは、軍の女性ユニットをチェックしているシーンもある。
戦争終結後は忽然と姿を消し、相変わらずナバールの名を騙っているらしいとのことがEDの後日談で語られる。しかし、ナバール死亡時はこの内容が変化し、戦いに倒れた彼の名声を受け継ぐために、剣の修行に励んでいることが明らかになる。
オグマとの一件もあり根はマジメなのかもしれない。
キャラ性能
性能自体も正に劣化ナバール。
というよりも新旧共に剣士系ユニットで最下位レベルの実力。
特に剣士系で重要な技の伸びがかなり悪く、その他の数値も正直パッとしない。
更に少し前の章でオグマ、次の章では本物のナバールと優秀な剣士・傭兵系ユニットが加入するため必然的に2軍落ちすることが多い。
そのため新旧共に紋章の謎ではイラナイツとして名前が挙がってしまうことも。
とはいえ加入時期とレベル的には「紋章」のチートアイテムである「星のオーブのかけら」を持たせれば十分使えるステータスには育ってくれる。まあそれは本作の殆どのキャラに言える上、貴重なかけらを彼に持たせて育てるプレイヤーの愛が試されるとも言えるが…。
余談
開発初期ではダンゴ鼻であったらしい。
しかしナバールファンのスタッフによる「ナバールの偽者がこれではおかしい」との主張により、優男風のイケメンへとクラスチェンジを果たすこととなった。