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「ここに来るんじゃなかったね」

演:ジゼル・ギルバート/小林ゆう


概要編集

年齢・23歳(1994年生まれ)

身長・170cm

体重・58Kg


ジャックマーガレットの娘で、ルーカスの妹であるベイカー家の長女。黒髪にショートカットヘア、ノースリーブを着た細身の体型のボーイッシュまたは中性的な顔立ちの若い女性。

家族の中で唯一正気を保っており、屋外のトレーラーハウスを自分の住処としている。失踪した妻を探すためにベイカー農場を訪れたイーサン・ウィンターズに電話越しに助言を行う。


ネタバレ編集

※この先、本編及びDLCのネタバレを含みます。



















本編編集

彼女曰く、この騒動は一家が漂着したミア・ウィンターズ(イーサンの妻)と本作の黒幕である「とある人物」を保護したことから始まり、その黒幕が拡散した「菌」の影響で家族が皆異常な体質と凶暴な精神を持つようになり、自身も精神異常は免れたものの特異菌に感染しているために家の敷地内から脱出できずにいたという。前述の経緯でイーサンが現れたことを好機とし、彼に邸内に隠された血清の材料を探すように促す。

(彼の妻ミアも同じく感染状態であるため)


終盤まで基本的に電話越しでしか登場しないが、イーサンが父であるジャック・ベイカーに拉致された直後、人目を盗んで彼のもとに現れ、凶暴化したミアによって切断された腕をホチキスで元の状態に戻している。また、家族に対しては既に見切りをつけているのか、イーサンが血清を探す上で家族と闘うことになっていても特に感情を乱す様子はなかった。


中盤頃には前述のトレーラーハウスがセーフティーゾーンとして登場。彼女の趣味趣向の品々や下着が雑多に置かれている。

ちなみにここではフィールドに点在するアンティークコインを一定枚数消費して有用なアイテムを受け取ることもできる。



イーサンがやっとの思いで血清の材料の一つを手に入れ、自身の持つ材料と合わせて血清を生成するために合流と脱出の手筈を組むが、直後に兄であるルーカス・ベイカーによって拉致され、ミア共々、イーサンを誘き寄せるための人質にされてしまう。


紆余曲折を経てルーカスのトラップやゲームをかいくぐったイーサンは、二人の救出に成功(このとき、ゾイとは初めて直接顔を合わせることになる)。イーサンとゾイは2本の血清を生成することに成功するが、直後に菌の化物と化したジャックに襲われ、彼を倒すために内1本を使ってしまう。ジャックの撃破後、ゾイが用意した脱出用のボートで家のすぐそばの川を伝って脱出することになるが、1本きりとなった血清をミアとゾイのどちらに使うかという分岐イベントが発生する。


ゾイに使った場合は、ミアは激昂し追い出すように二人を送り出す。ボートでの脱出中、ゾイの口からミアたちがやってきた経緯が説明され、直後にゾイも既に感染が末期状態だったのか、黒幕の介入を抑えきれず結局死亡してしまう。以降はミアルート同様にミア視点で船を探索する展開となるが、ミアがイーサンを助けた直後に再び発症し戦闘することになる。最終的にミアも他の感染者同様の最期を迎え、イーサンはひとりで脱出することになる。


逆にミアに使った場合、ゾイは脱出することができなくなり、イーサン達に悲しみをぶつけつつ彼らの脱出を見送ることになる。その後の詳細は不明だが、いずれのルートでも終盤のイーサンの精神世界に正気に戻ったジャックと共に現れているため、死亡したと解釈されていたが…?


DLC編集

DLCBanned Footage』の一つで、変貌する直前のベイカー家を描いた『ドウターズ』では、彼女が主人公を務める。

その中で兄のルーカスとは、兄妹喧嘩があるどこにでもいる普通の兄妹の描写(パソコン前のメモ)が描かれており、兄妹仲は悪くなく良好だった事が窺える。


更にクリス・レッドフィールドを主人公とした無料DLC『NOT A HERO』と同時に、彼女の事件後の物語を描いた新DLC『END OF ZOE』の配信が決定しており、新キャラクターとして湖沼の畔に暮らすベイカー家の一員である伯父“ジョー・ベイカー”が主人公として登場する。更に同時発売が決定したそれまでのDLCが全て追加されたバージョン『バイオハザード7 ゴールドエディション』にも内蔵される。


END OF ZOE編集

前述通り、新DLC『END OF ZOE』にて再登場。

イーサン達と別れた後、エヴリンによって石灰化させられてしまうが全身には及ばず、気を失っていたところをアンブレラ職員とジョーによって発見され、一時保護される。

その後、彼女を狙ったスワンプマンによって連れ去られてしまうが、ベイカー邸での死闘の末にスワンプマンが倒され、ジョーによって治療薬を投与されたことで目を覚ました。直後に駆け付けたクリス率いる部隊によって保護と治療を受け、体内から特異菌を排除したことでようやくエヴリンの呪縛から解放された。(治療後は石灰化の後遺症なのか、髪色が黒から白に変わっている。)

直後にクリスを介してイーサンから生還を喜ぶ電話を受け、約束通り助けを送ってくれた事と自分を決して忘れなかった事に感謝の言葉を述べた。


ヴィレッジ』では(ネタバレ注意)編集

ヴィレッジ本編には登場しないが、ゲーム内で読むことの出来るレポートにて、ベイカー家の惨劇から生き残ったその後が少し語られている。


アンブレラにて保護・治療後、BSAAによる聴取を経て偽の戸籍と身分証明書を与えられた後に解放。2年後にはルイジアナ州ニューオーリンズにて駆け出しの新聞記者となっている。BSAAによるベイカー邸事件隠蔽を不審に感じ、仕事の合間にBSAAの動向及びウィンターズ夫妻の行方(BSAAの計らいで失踪扱い)を独自に追っている。いつの日か、事件から救い出してくれた感謝の言葉をイーサンとミアの両名に直接会って伝えるのが夢。

だが、ミアは兎も角肝心のイーサンは、ゾイの家族を狂わせた全ての元凶との死闘により死亡した為、イーサンに再び会うという夢は永遠に叶う事は出来なくなった。


関連タグ編集

バイオハザード7 バイオハザード

ジャック・ベイカー マーガレット・ベイカー ルーカス・ベイカー

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