注意:この記事は本編及びDLC「Banned Footage」のネタバレを含みます
概要(ネタバレ含む)
日本語CV:関雄
本編にて入手出来るビデオテープ「廃屋取材」「バースデイ」、VR専用体験版「KITCHEN」、Banned Footage「ベッドルーム」「ナイトメア」「21」のプレイアブルキャラクター。ネット配信番組「スーワ・ゲーターズ」の取材の為、同番組のプロデューサーのアンドレ・スティックランドと、MCの「ピート」ことピーター・ウォーケンと共にカメラマンとしてルイジアナ州・ダルヴェイのベイカー農場を訪れる。本業はネット動画の配信者で、その界隈では結構な名のある人物のようであるが、ピートからは「こいつ大丈夫か?」等と少しばかり邪険に扱われていた感がある。本編では殆ど描写されないが、上のメイン画像のように豊かに蓄えた口髭・顎髭とポニーテールが特徴的。また、「廃屋取材」「KITCHEN」では殆ど喋るコトが無く悲鳴をあげる程度だったが、「ベッドルーム」以降ではかなり饒舌になっている。
取材のリハーサルと繋ぎの映像の撮影も兼ねて、廃屋同然となっているベイカー邸の旧館を探索している途中、アンドレが何時の間にかいなくなっているコトに気付き、ピートと共にアンドレの姿を捜している折、ピートが隠し通路の扉のスイッチを発見し、その通路を辿って行くと、地下へと繋がる梯子を発見。ピートの提言で、先に梯子を降りて地下へと降りたったクランシーは、降り立った先でアンドレの姿を発見し、彼の肩を叩く......が、既にアンドレは何者かの手によって、喉元に鋭利に尖ったパイプの先端を突き刺されて絶命していた。それを見たクランシーは、悲鳴をあげてその場にへたり込むが、そこにやってきたジャック・ベイカーによって暴行を加えられ、ピート共々旧館のキッチンへと連れ去られる。
キッチンにて目を覚ました彼は、ピートと共に拘束されているコトに気が付く。目の前に立て掛けられていた三脚を倒し、その衝撃で気絶していたピートを起こして、彼が発見したナイフで拘束を解かれている最中、ピートの背後からやってきたミア・ウィンターズにより、ピートはナイフで刺殺される。その後、ミアがクランシーの目の前ににじり寄り、彼女の顔面がアップになってクランシーが悲鳴をあげると同時に映像が乱れて終了する。
ミアの襲撃後、気を失っていた彼はベイカー邸新館の寝室にて目を覚ます。が、彼の身体はベッドに拘束され、身動きが取れなくなっていた。そこへマーガレット・ベイカーが彼の目の前へと現れ、彼女が腕によりを掛けて作った、見るもおぞましい「料理」を差し出し、その料理を食べ終わるまでここから出さないと告げる。彼女の目を盗みつつ、脱出する為に部屋を探索するクランシーは、その過程で小さなナイフを発見。そのナイフで様子を確認する為に部屋へとやってきたマーガレットを刺し、その隙に地下への隠し扉を通って脱出に成功する。
これ以降は、邸内を徘徊するジャックやモールデッド達の追撃をかわしつつ、邸から脱出する為に奔走するものの、その過程でクランシーに目を付けたルーカス・ベイカーによって拉致され、彼の手掛ける「ゲーム」に強制参加させられる。
最初に参加させられた変則ブラックジャック「21」を何とか切り抜けるものの、「ゲーム(「21」)に勝てば開放する」という約束は反故にされ、続けて参加させられた脱出ゲームにて、ルーカスが仕組んだ罠に嵌められ、焼き殺されるというあまりに報われない壮絶な末路を遂げる。
その後、彼と思わしきメモを貼り付けられた焼死体が、イーサン・ウィンターズによって発見される。また、彼が最後に参加させられた脱出ゲームにおいて、彼の末路も含めた頻末が収められたビデオテープは、同様のゲームに参加させられたイーサンの大きな助けとなった。
尚、上記の時系列や焼死体が彼のものだということは状況からの推測であり、確定した情報があるわけではない。また、ビデオテープの録画日時が推測に矛盾しているということもあるが現在の主流な考察となっている。
余談
なお『イーサンと同じ手順を踏めばビデオ「バースデイ」内でも生存できるのでは?』とは誰もが考えることであるが、残念ながらプレイヤーが答えを知っていても「わからない」となり正解を入力できない箇所があるため、結末は変えられない。
このビデオを見たことで正解を知ったイーサンがルーカスの罠を回避するという流れなのだから仕方の無いことではあるが、実はイーサンの場合はビデオを見ていなくとも攻略可能となっている。
ただしクランシーでも一部の工程をカットすることはでき、また5分以内にビデオ「バースデイ」をクリアすることでトロフィー「脱出の達人」を入手できる。
関連タグ
イングリド…次作に登場するイーサンの前座として本編に登場する怪物達に弄ばれた不幸な犠牲者。
キズナアイ - 彼女の名言もとい迷言である「ふぁっきゅー!」はクランシーの台詞に由来している。