概要
『D-3』で初登場。ワームモンが優しさのデジメンタルによって進化を遂げた姿…だが、一番相性のいいデジメンタルを使ったのにもかかわらず、ワームモンの原型はほぼないし、そこまでアーマー感は無い(あるとすれば緑色の個体の触角がワームモンのそれっぽく見えるぐらい)。
歌を歌ったりして相手を和ませる。頭を撫でられたり内緒話が大好きだが、尻尾を触られると機嫌が悪くなってしまう。
“優しさのデジメンタル”のパワーによって進化した、アーマー体の妖精型デジモン。
気まぐれな性格の持ち主で、頭を撫でられたり、内緒話をするのが大好きで、機嫌が良いときはよく歌を歌っている。
しかし、尻尾を触られるのが大嫌いで、無理やり触ろうとすると機嫌を損ねて言うことを聞かなくなってしまう。
力は強くないが、相手を和ませる不思議な能力を持っている。
必殺技は相手の心を和ませて戦意を喪失させる柔らかな光線『ハートナービーム』。
また、プッチーモンには緑の体色の個体が存在するが、その個体数はとても少なく貴重な存在である。
メディアでの活躍
デジモンアドベンチャー02
ドラマCD「未知へのアーマー進化」で登場。
モテたいという感情を拗らせた大輔が大輔カイザーに暗黒進化した為、賢の優しさの紋章が変化した優しさのデジメンタルを使ってワームモンがアーマー進化した姿。
声色は女の子のそれっぽく聞こえるが、驚くなかれ、声優は直兄のままである。もう一度言おう。
直 兄 の ま ま で あ る
ハートナービームで大輔を浄化し、プクモンとの戦いでもサジタリモンをアシストした。
恐らく今回登場したのは緑色の個体だと思われる。
デジモンフロンティア
CV:松本美和
劇場版にてヒューマンデジモンの兵士として赤い個体が登場した…その能力使って戦争終わらせろよというのは恐らく禁句である。
デジモンクロスウォーズ
ヘブンゾーンの住人として登場。上記設定にもかかわらず、公開処刑(文字通り)の場にも観衆として登場している。
デジモンアドベンチャー:
第51話に登場。情報の大樹を住処にしているデジモンの一体。
赤い個体だけでなく、緑色の個体も登場している。
デジモンゴーストゲーム
「ププ、理久と一緒!理久もプッチに“お返し”して!」
「プッチ、数えとくから。理久、必ず“お返し”してね!絶対だよ。……ひとーつ……」
CV:本渡楓
第50話に登場。
人間にとても友好的で、一度懐いた人間にはすぐに懐く。自分自身の事は「プッチ」と名乗る。
また、『ハートナービーム』は人間の心を読める能力が追加されており、この心の中はデジモンと関わった人間にしか見えない。
ここまで見るととても事件は起こしそうにない温厚なデジモンに見えるが、時折不気味な声色で何かを数える様子が見られ…。
前回の一件もあってか、東京での生活に慣れずに友達作りに悩んでいた"深津理久"を公園で見かけ、翌朝に寮の彼の自室に突如出現。深津は一度は戸惑いつつも、宙のガンマモンと同じホログラムと割り切って受け入れる。
その後は友好的な関係を築いていき、宙とガンマモンのような人間とデジモンのパートナーのような関係性になっていった。一つ難点があるとすれば、自分が何かしたときにどんな行動でも“お返し”を求めるくらいである。
「プッチね、理久が大好き!なんかグワ〜ってくるよ!プッチーモン、進化〜!!」
そんな深津と絆が育まれたのか、突如自力で進化を始め……
※クロスウォーズ以外で明確にアーマー体から完全体に進化したのはこれが初。(:のペガスモン→ホーリーエンジェモンは直接は描写が無い)
因みに声を担当した本渡氏は、放送日と同年に発売されたデジモンのゲーム作品『デジモンサヴァイブ』にて、ヒロインの渋谷アオイを演じている。
(なお、アオイもストーリーの進め方によってはこの子と同じくヤンデレ化するという共通点も…。)
なお、アニメで種族名ではなく、個体名(愛称?尚、進化後は「メイ」)を自称するのは非常に珍しい。
(漫画ならゼロマルとかガーボとかいっぱい居るが。)
進化ルート
作品 | 幼年期1 | 幼年期2 | 成長期 | アーマー体 | 完全体 | 究極体 |
---|---|---|---|---|---|---|
02(ドラマCD) | リーフモン | ミノモン | ワームモン | プッチーモン | - | - |
ゴーストゲーム | (リーフモン) | (ミノモン) | (ワームモン) | プッチーモン | メイクラックモン:VM | (ラグエルモン) |
元ネタ
株式会社ウィズが企画し、バンダイから発売された人形型ぬいぐるみ、プリモプエルをモチーフにしている。
本体には、7つのセンサーとスイッチがついており、センサーやスイッチにふれたり話しかけることにより、返事をしたり歌をうたったりする。
そして、それらを繰り返していくうちに、性格が変わっていったり成長するのが特徴で、子供のみならず大人や高齢者の心も和ませた。
上述のプッチーモンの性格はプリモプエルの特質を受け継いだものとなっている。
関連タグ
カンガルモン トーカンモン カメレモン プレイリモン オポッサモン
シェイドラモン:恐らく、ワームモンの要素の強さでいえばこちらが勝る。