概要
ホークモンが光のデジメンタルでアーマー進化した幻獣型デジモン。
モチーフはハーピーで遺跡からデータを簒奪するものから「掠め取る者」(ハーピーの原義)と呼ばれる。
あまり本体は強くないが、高速で飛行する能力を有している。
ちなみに、公式設定で上半身が女性と明言されている。
必殺技は風の刃を発射する「ウィンドシーカー」。通常技は音波で攻撃する「サイレントシンフォニー」。
作品での活躍
デジモンテイマーズ
CV:塩味薫
リアルワールドに出現。必殺技以外では人語を話すことのない知性の低い存在として描かれている。
高速飛行能力を持っている一方で耐久はかなり低く、レナモンのラッシュを浴びて地に落ちるが、心に迷いが生じて動きの止まった隙を突いてウインドシーカーでダメージを与える。レナモンをサポートしようにも、運悪く留姫はディーアークを自宅に忘れてしまっており、なんとか落ちていた木の枝を背中に刺して怯ませる。これに激昂したハーピモンは留姫に襲いかかるが、幸いたまたまクルモンが近くに来ていたため、ディー悪なしでレナモンがキュウビモンに進化。鬼火玉を浴びて文字通り焼き鳥になって消滅した。キュウビモンがロードを拒んだ為、ロードはされなかった。
デジモンクロスウォーズ
ヘブンゾーンの住人として登場。
デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
CV:櫻井孝宏
今作では男性的な体格で登場。
香港に出現し、過保護な天野ネネの父を利用し、警備員を襲ったり、セットを破壊するなどの悪事を働いていた。ネネの父が逃げ込んだ先のデジクオーツでクロスハートと対決。不意を突いたガムドラモンのジャックドハンマーも高速移動で避ける高い飛行能力を有しており、アレスタードラモン相手にも優勢であった。
その後、同格のスピードを有するジェットメルヴァモンとの戦いでも互角に渡り合い、ネネの父から情念を吸収して筋肉質の姿に変化し、膝蹴りの一発でデジクロス解除に追い込んだ。
スパロウモンとデジクロスしたアレスタードラモンとのビル街での空中戦の末に「ウイングスパイラルシュレッダー」に敗れ、明石タギルに捕獲された。
その後ベツモン戦では戦えなくなったガムドラモンの代わりに呼び出される。
しかし上手く戦えずクロスローダーに戻された。初登場時の強さとはえらい違いである。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
チ-ムトワイライトの一員として大量に出現。
しかしそのほとんどはランページグレイモンに倒される。
その後そのうちの1体と思われる個体がクロスハートに移籍していた。
デジモンアドベンチャー:
第61話に登場。ミレニアモンによって故郷を追われた難民デジモンの1体。
余談
ハーピーという女性の怪物がモチーフで、上述の通り公式でも上半身が女性と明言されているが、アニメ作品では男性寄りの性格や声で登場することが多い。
同じホークモンの進化系のヴァルキリモンもワルキューレやヴァルキリーがモチーフなのに男性のような姿であり、通じるものがある。