概要
ゲーム『デジモンストーリー』で初登場した超究極体デジモン。
YMIRプロジェクト(デジモンに寿命を定める計画らしい)によりクロノデータと共に製作されたデジモンだとされており、テイマーの心構えに応じた二つの姿が存在している。ゲーム中での種族はトリ。
各形態
クロノモン・ホーリーモード
世代 | 超究極体 |
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必殺技 | ホーリーフレア、クロノスクロップ、浄化の光 |
「クロノモン」が正しき心に触れて究極進化したときにこの姿となる。
翼に太陽が描かれた白い鳥のような姿をしており、ホウオウモン同様に四枚羽となっている。
必殺技は聖なる炎と光で対象を消滅させる「ホーリーフレア」と聖なる力を込めて敵を叩く「クロノスクロップ」。
デジモンストーリー第1作では「うらイヅナ」など他のデジモンの技も使用している。
クロノモン・デストロイモード
世代 | 超究極体 |
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必殺技 | ホーリーフレア、コロナ、グールバインド、ポイゾンホール、パワーシンク、ダークバニッシュ、ドレッドナイト、フィンガーボム、コールアヴェンジャー、ウィンドブレード |
「クロノモン」が、デジモンストーリーのラスボスとして登場した超究極体デジモンである(画像一番端のデジモン)。テイマーの人格が邪悪に満ちていればこの姿になる。見た目はまるで魔竜のような赤黒い姿に変貌し、復活プラントのような翼を持つ。
必殺技は灼熱の火炎で一帯を焼き払う「コロナ」、ヴァンデモンのナイトレイドに酷似した「ダークバニッシュ」、風の刃で一帯を斬りはらう「ウインドブレード」、毒性を含んだ渦潮を放つ「ポイゾンホール」、闇のエネルギーで対象の攻撃力を弱める「パワーシンク」、自身を加速させる「コールアヴェンジャー」、自身の傷を癒す「プレイオブゴッド」、対象を闇のエネルギーで麻痺させる「グールバインド」、敵を爆撃する「フィンガーボム」といった多数の必殺技を習得している。
デジモンストーリーシリーズでは終始ボスとしての登場で、育成は不可能。また、この形態のみ三レンジにまたがっている為、全体技を使えば攻略が楽になる。
各作品での活躍
デジモンストーリー
初登場作品。コアフィールド奥地に封印されていたが、人間とデジモンの断絶を目論むアルファモンによってバッドテイマーズのリーダーケインを触媒に復活。しかし、ケインの邪悪な面の影響を強く受けすぎた事でデストロイモードの姿で復活した。封印状態でもクラヴィスエンジェモンとアルファモンに深手を追わせるほどに強力。その気になればデジタルワールドを破壊する事も出来るらしい。
主人公に倒された事で彼の心を読み取り、ホーリーモードの姿に転生する事が出来たが、無理な復活の影響で体が限界に来ており、主人公たちに別れを告げて再び眠りについた。
クリア後にはホーリーモードに戻った彼と戦うことが出来、倒すとスキャンデータを獲得できる(世代は究極体扱い)。
なお、この時点でチッチモンが幼年期に位置付けられていた。
デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト
スサノオモンとヴァロドゥルモンをLV88、友情100%の状態にまで育て上げ、チッチモンを仲間にした状態でジョグレス進化させると入手できる。技のホーリーフレアも全デジモンの中でも最強格の威力を持っている。
クリア後のデジコロシアムでは前作に登場した研究者のコグレ(グレさん)のデジモンとして登場。事実上の裏ラスボスを務める。
なお、彼と共に作られたとされるクロノデータは本作でのキーとなっており、このクロノデータがデストロイモード誕生の影響で悪性に傾いたものが作中の黒幕である「クロノコア」らしく、クロノコアは崩壊の際にクロノモンを依代にする予定だったことを仄めかしている。
デジモンストーリーロストエボリューション
この作品にて成長期から完全体までの正統進化ルートが定められた。
仲間にする条件はかなり緩くなっており、ブテンモンを撃破してプレートαを、性格がのんきのブライモンから受けられるクエストでプレートβを入手し、ヒョコモンを仲間にした状態にするとレベル50のブテンモンから進化させる事ができる。
本作では究極体2(超究極体のこと)が世代に追加された為、クロノモンもようやく超究極体ポジションになれた…と思いきや、ヒョコモン系の進化系は幼年期から究極体までの6体までしか存在しない為に、クロノモンは単なる究極体扱いである(つまり技の威力も他の究極体とそう変わらない…超究極体とは一体…)。
もし、インペリアルドラモンのようにホーリーモードとデストロイモードの中間に当たる形態があったらこんな事態にはなっていなかったのかもしれない。
デジモンストーリー超クロスウォーズ
この作品では世代の概念がなく、ブテンモン、タオモン、シンドゥーラモンをデジフュージョンさせる事で誕生する…が、前作の究極体1扱いの影響があるせいで、技の威力は通常の究極体と同程度になっている(同じ光属性の技を使うならばインペリアルドラモンパラディンモード、ヴァロドゥルモン、スサノオモンなどを使った方が遥かに良い)。
進化ルート
プワモン→チッチモン→ヒョコモン→ブライモン→ブテンモン→クロノモン