カブキモン
かぶきもん
テイルモンが純真のデジメンタルでアーマー進化した姿。テイルモンの原型はほぼ無くなっている。
歌舞伎役者と桜の木を合体させた日本文化をこれでもかと詰め込んだデザインが特徴。腕もよく見ると茨になっており、純真のデジメンタルの植物性も前面に押し出されている。
両足は根っこになっているらしく、地面に密着させて養分を吸収する。植物型デジモンにしては珍しく「秘すれば花なり」(それは歌舞伎ではなく能だ)という言葉を体現しているのか、むしろ暗い場所を好む。しかしながら、役者としての血が騒ぐのかライトアップされた空間はそれ以上に大好きらしい。
カブキモンという名前らしく、立ち振る舞いは歌舞伎役者のそれであり、敵が見惚れるほど。
必殺技は花吹雪を出して目を眩ましている間に素早い動きで敵を仕留める「桜吹雪」、鋭く尖った頭の花びらで敵を切り裂く「連獅子」。
アニメでは直接登場しなかったが、キャラクターショーでまさかの登場。
全世界の人間に歌舞伎を死ぬまで躍らせるというトチ狂った計画を企む。
配下にクロコモンを従えている。
CV:赤羽根健治
実質的なアニメデビュー作品。シノビゾーンでムシャモン配下のデジモンとして登場。モニタ城の警備をしていたが、ドルルモンに敗れた。
CV:遠近孝一
第53話に登場。トノサマゲコモンの手下で、第28話にて丈が飛ばされた温泉を枯らせた張本人でもある。
最後はメタルグレイモンの「ギガデストロイヤー」でトノサマゲコモンが浸かっていたダミー温泉に吹き飛ばされ、一緒にズドモンの「ハンマースパーク」で感電し、揃って反省して、温泉に入れてもらった。
上記の様に以前登場したポンチョモンと同じく本来純真のデジメンタルによって進化するデジモンであり、予告ではこちらもテイルモンからの進化と思われたが、実際は敵として登場するミスリードだった。