オグドモンは、「デジタルモンスター」シリーズに登場する架空の生命体であるデジタルモンスターの一種である。
プロフィール
概要
オグドモンとは、七つの眼と七つの脚、そして第八の眼をもつ異形の超魔王である。デジタルワールドの全ての罪を内包し、さらに全ての罪を贖罪する力を持った謎の化身体であり、故に、少しでも悪意のあるデジモンでは力を相殺され、倒すすべはない。必殺技は、欲望のままに暴走する『オーラーティオ・グランディオロクア』と、口部より奏でられる衝撃波動『カテドラール』。また、巨大な脚で相手を粉砕する『グラドゥス』をもつ。(公式設定)
2007年末頃、バンダイのデータカードダス筐体、究極対戦!デジモンバトルターミナル02で初登場した。同サービスの最後を飾る最終ボスとして追加された。なお最初にカードではワクチン属性と表記されていたが、以降のメディア登場ではすべてウイルスになっている。また七本の脚それぞれに七大魔王の姿を思わせる剣が突き刺さっているが、関連や詳細な設定は不明。
名前の由来はおそらくギリシャ語で数字の8を意味するオグドアから。技名は、オーラーティオ・グランディロクア(狂詩曲)、グラドゥス(階段、あるいはダンスの足さばき)がラテン語に由来し、カテドラールは英語で大聖堂を意味する。
X抗体版
X抗体を手にした事で七大魔王の悪の衝動と破壊衝動が増幅され、存在そのものがデジタルワールドの崩壊を意味する。
6本の頭と剣は七大魔王それぞれの力を備えており、触れた相手を消滅させる。必殺技の「デスティニー・デス・デストラクション(Death3)」は6本の剣をスピア状に変形させて放つ光線でどんな対象物も跡形も無く消し去る。
『デジモンクロニクルX』ではケラモンXが進化したディアボロモンXが七大魔王を吸収して進化した存在として登場。
純粋な戦闘力の高さは勿論のこと、原種に存在した『少しでも悪意のあるデジモンでは力を相殺され、倒すすべはない。』という能力は健在であり、その上、オメガモンキラーになりうるディアボロモンがベースとなっている為、公式設定上で無敵の存在とされているオメガモンX、ロイヤルナイツの抑止力とされているアルファモン王竜剣、セキュリティ絶対の守護者と称されるデュークモンXの三人がかりでも倒せない程の強さを誇る。
こんなチートと言う次元を超えた何かを倒すにはジエスモンの存在がキーとなるようだが…?