データ
レベル | 成熟期 |
---|---|
タイプ | 邪竜型 |
属性 | ウィルス |
得意技 | スナイプファング・ダークペイン |
必殺技 | ドレッドファイア |
概要
ウィルス種に進化(変化?)したフレアリザモンの亜種。
熱血漢で赤い炎で覆われていた原種とは違い、静かに燃える黒い闇の炎で全身を覆われ、性格はクールな邪竜型デジモン。
必殺技は、闇の炎で敵の精神を焼きつくす『ドレッドファイア』。
メディアでの活躍
デジモンテイマーズ
リアルワールドにリアライズしたデジモンの一体。
タカト・ギルモンと戦っていたが、シャッガイシステムのために山木室長が連れ去っていった。
デジモンゴーストゲーム
「何をしたかは知らんが、こんな力を持っているとは……。お前が天ノ河宙だな? ブラックテイルモンは何処だ?」
「あくまでもシラを切るつもりか。だったら、力尽くでも聞き出してやる!」
CV:竹内良太
第20話に登場。テレビアニメシリーズでは、上記テイマーズ以来の登場となる。
相棒のセーバードラモンと行動を共にしており、素早い動きと黒い炎による攻撃を得意としている。
この黒い炎に一度閉じ込められれば、本人が解除しない限り脱出不可能で、無理矢理抜け出そうとすればたちまち焼き尽くされてしまう。一方で、その炎の中にいる間は全く悪影響がなく、その炎で熱くなったり燃えたりする事もなければ、外側からの悪影響も遮断できる模様。
清司郎と瑠璃を黒い炎に閉じ込め、宙に「ブラックテイルモンを呼べ」と迫る。
時折現れるため存在こそ知っているものの呼び出せるわけではない宙はその旨を伝えるが、それを突っぱねられたと誤認し、セーバードラモンと共に襲いかかる。
セーバードラモンとの連続攻撃でウェズンガンマモンを圧倒し退化させるが、自分を助けようとして怪我をした宙を見て奮起したガンマモンが自在に進化先を選択出来るようになり、近接戦特化のベテルガンマモンに進化。その機動力に翻弄され、『ソルブロー』で大きく吹っ飛ばされる。
セーバードラモンとガンマモンがさらに進化したカウスガンマモンと交戦するなか、すぐに戦線に復帰し宙を黒い炎で取り囲むが、宙から「何故そこまでするのか」と問われる。
「この世界には俺達の居場所はない。俺達はある日突然、こっちの世界に放り出された…。だが、ここはお前達人間の世界だ!」
彼らが宙を襲った理由、それは「デジタルワールドに帰るため」。彼らは望まずに人間界に放り出され、行く当てもなく彷徨う事になった難民デジモンだった。
「そのまま歩け。俺達がいいと言うまで、余計な動きはするなよ」
ある時「ツヨシ」という人間を火災現場から助けようと上述の黒い炎を保護のために使ったが、母親の姿を見たツヨシが炎の外に出てしまい、そのまま彼は焼死・灰化してしまう。
それを目撃したツヨシの両親を含めた人間達から「人殺しの化け物」と非難轟々を受けた事で人間界に自分達の居場所はないと悟り、助けられなかった失意に沈みながらも、故郷へ帰るためにゲートを開けられるブラックテイルモンを探していた。
宙の元に来たのは、デジモンの駆け込み寺として喧伝しているクロックモンの影響もあるのだろう。
「他に道はない……。人間から見れば俺達は、『化け物』だからな……」
彼らの哀しい過去や自身を襲う理由を知った宙だが、ダークリザモンの方も居場所を知らないと分かるや「もう頼らない」と失望。セーバードラモンを撃破したカウスガンマモンを怒りのまま掴んで爆破するも、再度進化したベテルガンマモンの『ソルブロー』を叩き込まれて倒された。
自分たちは帰れないまま、人間界で忌み嫌われながら暮らすしかないと途方に暮れた矢先、ブラックテイルモンが現れホログラムの投影機を操りゲートを開く。目の前に現れたものがゲートである事に気付いた彼らは、宙に謝罪しデジタルワールドへ帰っていった。
その後、彼の言葉により宙はかつてボコモン先生が言っていた「デジモンと人間の橋渡し役」が必要なのだと、改めて実感した。
デジタルワールドへ帰るという悲願のためなら人質を取ろうとする動きも見られたが、上述のツヨシの一件では人間を恨むどころか「人間ってのはデジタマには戻らないんだよな」と悲しんだり、目的が達成された際には自分達の行いを謝罪する等、根っからの悪というよりは哀しき悪役というべき存在だった。
(敵対はしたが、マミーモン等と同じく『悪役』というよりは『敵役』。ゴーストゲームはこのタイプの相手が比較的多い。)
第65話に相棒のセーバードラモンが再登場したため、宙とセーバードラモンの会話で名前が上がった。
セーバードラモン曰く、黒の侵食の犠牲となってしまったとのこと。
進化ルート
関連タグ
デビドラモン、メギドラモン・・・同じ邪竜型デジモンで前者は成熟期で後者は究極体
ブラックウォーグレイモン・・・同じウィルス種であり過去作においてはゴーストゲームに登場した本個体と同じように苦悩を抱えて彷徨う存在として描かれていた。色違いの原種が存在する点でも共通項がある。
セーバードラモン・・・ゴーストゲーム第20話で共に登場したデジモン。ゲーム「デジモンワールド」で道中の敵キャラとして配置されていた炎系デジモンの色違いの成熟期という共通点を持つ。