データ
概要
超古代の呪いをデジタル解析している時に発見された岩石・鉱物型デジモン。
体の約9割が岩石のデータでできており、手足を繋ぎ止めて生きている。感情が無く、命令されないと動かない。
必殺技は背中の突起から出す超高温のガス『カース・クリムゾン』。背中に彫られた『疫』『呪』『凶』という古代の禁断の呪文は、このガスから自身の身を守るためのものと考えられている。
実はゴーレモンは『デジモンワールド』で初登場したのだが、その時は体全体のパーツがそれぞれ黄緑色のワイヤーフレームで作られた円柱らしき物で構成されたユキダルモン似のデジモン(データを流用してるので当然似てる)というある意味で衝撃的なデザインのデジモンだった。
ワンダースワン版では名前の由来になったゴーレムに近いデザインのデジモンとして登場し、それ以来そちらのデザインが主流になっている。
なお、初登場のワンダースワン版ではボタモン系列の進化系として扱われており、デジモンカードゲームでもアグモンが進化前として採用されていた。一応、岩石系から進化しなければおかしいのではないか? という意見もあったのか、『デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト』ではゴツモンが進化前になっていた。
古参であるにもかかわらず、進化ルートが迷走していた彼だったが、2010年代中期に究極体のバンチョーゴーレモン、2010年代後半期には『デジモンペンデュラムz』にて幼年期から完全体が追加され、正統進化ルートが出来上がっていった。
アニメでの活躍
アルケニモンがダークタワーから生み出した駒として登場。ユキミボタモン達の里を襲ったが、スティングモンとの戦闘でガワが剥げてダークタワーの素体らしき真っ黒な中身がむき出しになり、指示が途切れたこともあって棒立ちのままになっていたところをアクィラモンに粉砕された。
グロットモンが撒いた赤い粉から複数体が雑兵として生成された。
耐久力はさほど高くはない。
「ブルーフレア軍」の一員。
メイルバードラモンとのデジクロス後に使い捨てにされたと思われたが、その後も登場し、最終決戦では「ゴーレムジジカメモン」にデジクロスした。
CV:ボルケーノ太田
第28話にて登場。ミミとパルモンに襲い掛かろうとするも崖下から登ってはずり落ちるを繰り返すばかりで相手にされず、あっさり逃げられたばかりか付近に埋まっていた宝石に夢中ですっかり忘れられた。その後第32話で再登場したが、なんだかんだでミミたちと打ち解けたのか、ミミと大量のゴツモン達を観客にトゲモンとボクシングを繰り広げ、アッパーカットを顎に受けた。こんな形ではあるが地味にOPの伏線を回収している。というか遊ぶためにわざわざ進化してるトゲモンさん何やってんすか。
その後第33話にて、自分に勝ったトゲモンを称賛し、ゴツモンたちに胴上げされるミミとトゲモンの上から宝石を振りまいているほどすっかり仲良しに。
- バンチョーデジモンへのオマージュとも捉えられる。
第37話にて、自分とゴツモンたちが後述のゴグマモンたちに強制労働させられ、逃げてきたことが判明。最初にミミを襲ったのもゴグマモンの回し者だと勘違いしたため。ちなみにこの回で初めて喋ったが、オーガモンを思わせるカタコトだった(おそらく工場やブラック企業などで働く外国人労働者を意識したと思われる。)
ひょんなことから合流した太一と空と共に、ゴツモンたちを救う作戦に出る。ゴグマモンの真実を知って怒りが爆発し、トゲモンと共に殴りかかるも返り討ちにあってバラバラにされてしまう。その隙に襲われて餌にされかけるも進化したリリモンのおかげで事なきを得た。
最後は身体も元に戻り、「ミミちゃんカンパニー」の社長代理として、ゴツモンたちと平和な労働環境を作っていくことを約束し、光子郎たちと合流したミミや太一たちを見送った。
その後64話ではゴツモンや各所のデジモン達と共に異変を感じ取る姿が映ったほか、『デジモンワールド』で初登場した衝撃的なデザインの方も、サウンドバードモンがデータのカスから生み出した傀儡として登場した。
『デジモンペンデュラムDX』では成長期と思しき「スナリザモン」、進化系と思しき「バブンガモン」と「ゴグマモン」が追加され、ちょっとした話題を読んだ。
また上記の様にメディアでの出番も少なく、言ってしまえばマイナーなデジモンではあるが、バンチョーデジモンの1種バンチョーゴーレモンに名を馳せている(ちなみにパルモンの究極体にもバンチョーリリモンがおり「:」での活躍はその縁と言える)。
進化ルート
スナモン→ゴロモン→スナリザモン→ゴーレモン→ゴグマモン→バンチョーゴーレモン
関連タグ
デジモン 成熟期(デジモン) ゴーレム 岩石 鉱物 呪術 ガス ユキダルモン
グロットモン:ゴーレモンを作って敵を襲わせるという戦法が得意。