概要
大抵の人がマンモスと聞いて思い浮かべるであろう、マンモス界の代表選手。ナウマンゾウと共に、いわゆる旧石器時代~氷河期(更新世後期)に生きていた。
別名をケマンモス、ウーリーマンモスともいう。産出地からとってユカギルマンモスと呼ばれることもあり、保存状態の良い頭骨が愛知万博および日本科学未来館で2019年に開催された『マンモス展』で展示されたこともある。
尾は幅広く、肛門を覆うように防寒対策を行っていた。またリューバと呼ばれる標本からは胃の容積物として糞も確認され、幼体は現生のゾウと同じ様に糞食を行っていたということも明らかになっている。
ちなみにマンモスはみんながみんな毛深かったわけではなく、むしろ少数派であった。