概要
口内炎(こうないえん)とは、口の中に発生する炎症のこと。
舌にできることもあり、こちらは「舌炎」と呼ばれる。
主に寝ているとき、または起きているとき、口の中を歯で切ってしまうことによってできてしまうことがある。
あるいはビタミン(主Bに)が不足することで発症することもある。
免疫力が弱っていて口の中の雑菌で炎症を起こし、できることもある。
あるいは寝不足と口内雑菌の繁殖が重なり合うことで、場所を問わずに大きい口内炎を発症することがある。
一般的なものであれば重症化することは稀で、よほどのことがない限り1~2週間もすれば放っておいても自然治癒する炎症だが、基本的に非常に不快な痛みを伴う(無痛性の口内炎もある)ため、治るまでは何を食べても痛い思いをする地味に嫌らしい炎症である。
その発症は個人差が大きく、生涯を通して、全く口内炎にならない人もいれば、トンカツなどの揚げ物の衣で口内を少し傷つけただけで、数時間以内に発症してしまう人もいれば、生まれつき、口の粘膜が薄く、何もしなくとも、数週間に一度の割合で自然に発症してしまうという体質の人もいる。10代のうちに縁がなくとも、体質が変化しだす20代以降に発症しやすくなる場合もある。
運悪く口内炎を発症してしまった場合、早い段階でチョコラBBでも飲んで寝るしかない(人によっては初期の段階で適切な処置をすれば、患部を小さく抑えられたり、短期間で完治する場合も多いが、発見した段階で数mm以上に大きくなっている場合が多い)。
また、荒療治としてレーザーで患部を焼き潰す方法(レーザーが開発される以前の時代は硝酸銀が用いられていたが、場所によっては効果はなかったという)もあり(歯医者などで希望すればやってくれる)、こちらは軒並み完治が早い(※個人差あり)メリットがあるが、物凄く痛い療法なので注意が必要。
そのほか、詳しくはウィキの記事を参照しよう。
ちなみに、口内炎のとき、食べると一番痛い食べ物はトマトである。
口内炎にぴったりの食品はうなぎである。うなぎはビタミンB2(口の周りの皮膚や粘膜を保護する役割がある)が多く含まれている。
ちなみにビタミン不足だからといって、レモンやミカンはしみるので適切ではない。
口角炎は空気の乾燥、合わないリップクリームでできやすいが、免疫力が弱っている時にできやすい点は似ている。