ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

本来、人間を含めた生物の筋肉ミオスタチンと言うタンパク質によって過剰に成長・発達しないようにできており、筋トレのような激しい運動をする事で生成が少なくなり、筋肉が発達する仕組みとなっている。

しかし、先天的な要因でこのミオスタチンの生成が少なかったり、筋細胞がミオスタチンを受け付けにくい体質を持つ者が生まれる事がある。すると、筋トレをしていないのにもかかわらず、筋肉が凄まじいスピードで成長し腹筋を含めた筋肉が異常に発達した外見となる。

これがミオスタチン関連筋肉肥大である。


原因編集

前述した通り

  • 筋細胞がミオスタチンを受け付けにくいタイプ
  • そもそもミオスタチンの生成量自体が少ないタイプ

の2種類に大別される。

どちらも筋肉が異常発達するのは同じであるが、後者の方が発達し易いようで、なんと健常者の2倍にもなるとされる。


問題点編集

何もしていないのに筋肉が発達すると、一見すると良い事尽くしのように思える当症例だが、これだけのスピードで筋肉が成長すると言う事はそれだけエネルギーを消費する事でもあり、幼児ですら体脂肪は殆ど付かず、空腹にも陥り易く、その体を維持する為に常人の倍以上の摂食をしなければならないのである。

自然界の野生動物にも稀に見られる病気であるが、飢餓に繋がりやすく生存性が低くなる。

筋肉と骨格のバランスが取れず人体形成に悪影響を及ぼす症例もあり、適切な処置をしなければ命に関わる場合も多い。


治療方法編集

先天性かつ遺伝的なものの為、根本的な治療方法は存在しない。

現在も医療機関で研究が進められている症例の一つである。


医学への応用編集

筋肉が成長していくと言うその特性から、「筋ジストロフィー等の筋肉が衰えてしまう病気の治療に使えるのではないか」と研究がされている。


メディアでの扱い編集

筋肉が異常なスピードで発達するという症状から漫画作品、特にバトル系漫画などではこの体質を持つ人物が登場することがある。

勿論、筋肉が発達するという長所だけでなく、空腹に陥りやすいという欠点も再現されていることが多い。

尚、筋肉が肥大化するというよりは筋繊維の密度が高くなるという形で表現されることが多い。見た目の割に固くて重いということ。


ミオスタチン関連筋肉肥大が明言されている、或いは疑惑のあるキャラクター編集


関連タグ編集

病気 突然変異 筋肉 筋ショタ 喧嘩商売 嘘喰い イビルジョー

関連記事

親記事

病気 びょうき

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 41745

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました