概要
20歳から29歳までの人が属する年齢層。20歳以上なので、ここに属する人は全て成人である。
始めと終わりで約1.5倍ほどの年齢差があるため、20代とひとくくりにしても、その中には様々な人がいる(さすがに、小学生から大学生・社会人まで含む10代ほど違いはないが)。逆に、同い年でも良くも悪くも差が開いてくる年代である。
現代日本の20代
20~23歳くらいの人には大学・専門学校などの学生の者も多く、そのためか大人としての自覚が薄い者も少なくない。
20代中盤の24~26歳ごろは、昭和中期までは男性であればおじさん、女性であれば行き遅れと言われる年代であったが、就職後は学生時代と違って経済的な自由が利くようになってくるため、趣味に恋愛に買い物と青春を謳歌している人が多い。一方でブラック企業でこき使われやつれている人もいる。特に就職氷河期世代はこの年代に長時間労働やパワハラを受けて心身を病み、引きこもりに陥った人も多かった。女性であれば既に結婚・出産を済ませて子育てに追われている人もいるなど、ライフスタイルに大きな幅がでてくる。
20代も終盤になってくると、社会人としてそれなりの実績を積み、結婚して落ち着く人も増えてくるが、修業期間の長い職種、例えば医者や学者や弁護士を目指す人は、20代の終わりになっても勉強に励む日々を送っている人も少なくない(司法試験合格者の平均年齢は28~29歳で、さらに合格後も1年の司法修習を受けるため、20代のうちに弁護士になれる人の方が少ない)。
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