データ
別名 | 神話の幻獣 |
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身長 | 47m |
体重 | 3万6000t |
出身 | 時空間 |
登場話 | 『ウルトラマンマックス』第26話「クリスマスのエリー」 |
概要
凶暴とされるユニコーンとは違って悪意はなく、至って大人しい性質をしている。
時空の楕円軌道を周回し、12年に一度のクリスマスに数秒間だけ現界する習性を持つ。
北欧神話において世界樹と見做されたトネリコの枝をユニジンの四方に置き、水晶を使うことで封印が出来るが、長く同じ時間に止まれば、翼から出る粒子によって周囲の物体が消えてしまう。
消えた物体はユニジンを解放することで元に戻る。
活躍
実在した場合、周囲のもの全てが時空の狭間に巻き込まれて消滅するという定説により、学会からもその存在を認められていなかったが、ペテン師と呼ばれてもなおその生涯をかけて追い続けた古理博士(演:犬塚弘)と、クリスマスの街にプレゼントを買いに行くショーンとコバに同行したエリーが回り逢った事で、ちょっとした奇跡の物語は始まる。
古理博士が探知機でユニジンを探していた際、「ここです」とエリーが指差した場所にユニジンが一瞬姿を現した。12年前にアイルランドで一瞬ユニジンを見る事ができた博士は「捕まえなければその間に心臓が止まってしまう」と言ってエリーに人助けと納得させて二人は協力してユニジンを捕まえる事になった。
博士の設置した装置にユニジンが飛びこんできて捕獲されたが、ユニジンが長時間同じ時空にとどまり続ける事によって周囲が時空の狭間に巻き込まれ始めてしまう。ウルトラマンマックスがバリアを張る事で一時しのぎしていた時、博士はユニジンを捕えている空間を形成していたトネリコの木の枝を引き抜いてユニジンを解放し、時空の崩壊は防がれた。そして・・・時の中を走っていた方が幸せだと言う博士の目には、12歳の時に初めてユニジンを見た時と同じく、赤い実が残されていた。それは博士がクリスマスツリーの飾りとして探し回っていた実であった。
その実を探す最中にユニジンに出会い、家族にも見せてやりたいと考えたのが研究の始まりだったのである。
エリーは、「博士に木の実を渡す為にやってきたのでは」と予想し、嬉しいと言う感情とクリスマスは誰かを喜ばせたい日なのだと理解した。
余談
デザインのさとうけいいちによると、大人にはトラウマなギエロン星獣。子供には身近なポケモンに見えるようなバランスになるようにデザインしたという。
なお、本作の放送日も2005年のクリスマスイブである。
関連タグ
- グラルファン:登場回の作風やキャラクターのやり取りや行動、登場するメイン怪獣が少し違う種類の生物、主役のはずのウルトラマンや地球人の主人公が戦闘せずにサブに徹するか静観するなど、かなり似ている。ひょっとしたらユニジン及び本話のオマージュ元かもしれない。