概要
基本的には義務教育である小学校・中学校での卒業では必ず贈呈されるアルバム。
最終学年のクラス写真が掲載され、運動会(体育祭)・修学旅行・文化祭・部活動の光景が掲載されている。
また、巻末には在学期間中の世の中の出来事やニュースをまとめたページが設けられており、学校生活の思い出と共にノスタルジーに浸れるコーナーとなっている。かつては数ページにわたって掲載されていた時代もあったがコスト上の問題(新聞社等から写真を掲載する許可を取らなければいけないとか)もあってか、近年では見開き2ページで済ませるケースが多い。
なお、そのページはたとえ6年過ごす小学校のアルバムであっても3年分のニュースが対象となるので、小学校のアルバムの場合は後半3年間(4〜6年)のニュースが対象となり、前半3年間(1〜3年)のニュースが掲載されることはほぼない。
1番最後のページには寄せ書き用の余白のページが用意されており、アルバムが配られた日には教室内に苦楽を共にした大切な友とメッセージを刻み合う様子が教室中に広がる。
たまに思い出したように見ると過ぎ去った青春時代を思い出すかもしれない。
注意
卒業アルバムには職員(教師)から卒業生の住所が記される事が多いが、特に中学校・高校卒業を狙って業者(教材等)が卒業アルバムの借用を求めてくる事がある。
こういう個人情報流出のリスクもあってか、その住所録の部分だけ別紙扱いにして分離できるようにしていたりする対策が採られていたりする。
例えば、学校を卒業してしばらくしてからやけに最初は同級生を騙るよくわからない業者からの電話が掛かって来る場合は卒業アルバム経由である可能性が高い。