概要
1980~90年代に全盛を誇ったSDウルトラマンのブランドの一つ。ゲームやパチスロなどに使用された。
ウルトラマン倶楽部 地球奪還作戦
1988年10月22日に発売されたファミリーコンピュータディスクシステム用ソフト。
地球に仇なす怪獣軍団と戦うドラゴンクエスト式のRPGで、敵との戦いの際には部位を指定して攻撃できるのが特徴。
経験値のシステムが存在せず、敵を倒すと攻撃力がちょっとずつ上昇するが、防御力は一切上昇しない変わった作品。
ウルトラマン倶楽部2 帰ってきたウルトラマン倶楽部
1990年4月7日に発売されたファミリーコンピュータ向けRPG。今度は打って変わってファイナルファンタジー方式のサイドビュー画面の戦闘シーンになった。主人公のウルトラマンが倒されると即ゲームオーバーになる。飯野賢治(プランナーとして)のデビュー作。
ウルトラマン倶楽部3 またまた出撃!!ウルトラファミリー
1991年12月29日に発売されたファミリーコンピュータ用RPG。ウルトラシリーズ屈指のクソゲー。
必殺技やカプセル怪獣はボス戦で使用できず、カラータイマーが赤になるまで通常攻撃しか使用できない腹立たしい原作再現、主人公であるウルトラマンが冒頭にしか出番が無く実質的な主人公(笑)である謎のシナリオ、稚拙で矛盾だらけな作風、100%発動するバグ、非常に弱いラスボス(笑)など、RPGでやってはいけないことがほとんど網羅されており、今なおゲームの反面教師として悪い意味で有名。
クソゲー実況者からすまAチャンネルがシン・ウルトラマン公開に当たってプレイした際には「システム的にはクロスハンター以下」とまで言わしめた。
ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦!!
1992年12月25日に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。今度は打って変わってアクションゲームである。
冒頭でいきなりウルトラマンが遅刻してウルトラの父に怒鳴られるなど終始コミカルなシナリオであるが、ウルトラ兄弟を捕まえたステージボスがそれぞれの原作の強敵だったり、タイラントのステージではその材料となったレッドキングやバラバが襲いかかって来たリ、ラスボスがまさかのあの人物だったりとファンを唸らせる原作再現が憎い。
ウルトラマン倶楽部 戦え!ウルトラマン兄弟!!
1992年に発売されたアーケードゲーム。恐らくこの中では一番有名と思われる。
様々なステージを縦横無尽に動き回り、怪獣たちを懲らしめていくアクションゲームで、ボスは画面の殆どを埋め尽くすほどデカい。
ウルトラマン倶楽部では珍しくウルトラマングレートが使用できる。
ウルトラマン倶楽部 敵怪獣ヲ発見セヨ!
1990年5月2日に発売されたゲームボーイソフト。ジャンルは戦略シミュレーションゲームである。
ウルトラ軍と怪獣軍に分かれ敵ボスを先に倒したほうが勝ちとなる。なお怪獣軍は対戦モードでのみ使用可能。
怪獣軍には何気に『ウルトラQ』出身のガラモンとカネゴンが混ざっている。