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概要編集

DATA編集

身長50m
体重2万t

前作とは姿が大きく変化しており、(耳介)がなくなりはより幅広となった爬虫類を思わせる顔立ちになり、足の指は一対減少、体型はより三角形となっている。

書籍などでは環境に適応したためとされており、2代目ゴジラは広い意味ではシンゴジギュラゴジのように状況に合わせて形態を変化させる能力をもっているようだ。


口からは放射熱線放射火炎、放射能噴射)を放出することができ、熱線の色は薄い青。平成シリーズ以降のような威力こそないが、に当たれば炎上し兵器に当たれば爆発させる。


劇中での動向編集

前作『ゴジラの逆襲』にて神子島で氷に封印された後、ゴジラが閉じ込められていた氷塊は海に流出し、氷山となって北極海を漂っていたが、温暖化に伴う気温上昇によって活力を取り戻して復活を遂げる。

復活後は帰巣本能に従って、日本に向かって南下を開始。

道中で北方某国の基地を潰し、北海道襟裳岬沖で貨物船を沈没させ、宮城県松島湾に上陸する。

進行の途中で同時期に南洋から日本に連れて来られたキングコング那須高原で遭遇するが、この時は自身の熱線を見せつけてコングを追い払う。

その後も防衛軍の落とし穴作戦や高圧電磁網作戦を突破して日本国内を徘徊していたが、富士山麓まで来た所でまた人間が自分と戦わせようと連れてきたコングと再戦、最初の方こそコングを圧倒していたものの、コングが落雷を受けて帯電体質になると相手の電撃の前に怯んで次第にコングに押されるようになり、最終的には熱海城を破壊しつつ、コングともつれ合いながら海中に没して行方を晦ませた。


本作のヒットを受け続編企画が立ち上がりプロットが書かれたが、実業家が心肺停止状態のゴジラを引き上げる場面があり、当時はキングコングが勝利した扱いで合ったことが窺える。


着ぐるみの造形編集

前述の通り、耳が無くなり、足の爪は三本に。

キンゴジ

顔は三角形で、爬虫類を思わせる形状にされた。また、顔は横向きの形状が逆ゴジに比べ、より整えられている。

ゴジラ1962

その身体付きも、全体的に三角形を描いた体型で、人体のそれに近かった逆ゴジとは対照的な、恐竜または爬虫類的なシルエットを描いている。

技術の進歩により、頭部内にギミックが仕込まれ、眼光(色はオレンジ)を光らせたり、口の開閉も可能に。

背びれも、流れるように整えられている。


また、本作よりゴジラはカラー映画化され、色彩もスクリーン上に描かれる事になった。

初代の頃からダークグレーに青などが混じった塗装が施されていたが、フィルム化されると照明やカラー調整、現像のコンディションなどにより、深い青または緑色にも見えるように。

このゴジラの色および体表の凸凹は全て計算されており、照明の加減により重量感を表現できるように為されている。


余談編集

なお、逆ゴジとこのキンゴジの間に、「ジャイガンティス」の着ぐるみが存在していると目される。

同怪獣は海外版の「ゴジラの逆襲」こと「GIGANTIS, THE FIRE MONSTER」に登場する、ゴジラに相当する怪獣であるが、その存在及び着ぐるみには、判明しない事実が多数存在する。実際、ジャイガンティスは逆ゴジとキンゴジの中間的な造形になっているが、詳細は依然として不明のままである。

詳細は当該項目を参照。


また、次回作「モスラ対ゴジラ」にて、古くなったキンゴジの着ぐるみは、ラストで海に落ちるシーンで用いられている。

詳細は「モスゴジ」の項目を参照。


ゴジラ55周年記念に始動したネット配信の人形劇番組「ゴジばん」には、キンゴジをモデルにしたキンゴジくんが登場する。


関連タグ編集

ゴジラ 2代目ゴジラ

キングコング対ゴジラ

東宝版キングコング 大ダコ 大トカゲ


逆ゴジ→キンゴジ→モスゴジ

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