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概要編集

ドラゴンクエストシリーズに登場する呪文

使用者と仲間全員の肉体を鋼鉄に変化させ、敵の攻撃の大半を無効化するほぼ無敵状態になるが、その間一切の行動ができなくなる。


効果時間は原則的に3ターンだが、『ドラゴンクエストⅪ』では2~4ターンとランダム性がある。


無敵になるというメリットがある一方、こちらも行動不能になるために、ぱっと見何の為に使えば良いのか分からない呪文であるが、用途がわかってくると便利な呪文。

公式攻略本等に書かれている通り、初見の敵の行動パターンを観察したり、有限MP+危険な呪文を使ってくる敵に対して使い、MP切れになってから安全に戦うといった使い方が主な用途となる。

やりこみプレイや縛りプレイなど、普通に敵の攻撃を受けていると絶対耐えられない時に敵のローテーション行動に合わせてアストロンを使い、一番イヤな行動をスキップするといった通の使い方もある。


作品別編集

ドラゴンクエストⅢ編集

勇者専用呪文であり、素早さ等に基づく行動順を無視してターンの最初に使えるという特別な仕様がある。

本作から本格的なローテーション行動の敵が出現するため、敵の行動パターンを把握していればとても有用に使う事ができる…が、ゾーマしんりゅうは「いてつくはどう」で無効化してくる上に、1回目の行動で「いてつくはどう」→2回目の行動で攻撃されると普通に食らってしまう。


ドラゴンクエストⅣ編集

こちらも勇者が覚える呪文として登場。

ファミリーコンピュータ版は味方に命令する事ができず、AIが勝手に戦闘するというシステムになっているが、アストロンを使ってターン数を消費しておくとAIの学習段階が上がり、味方が適切な呪文を使ってくれるようになったりするため、システムを把握しているとかなり便利な呪文である。

勇者のMP2で3ターンやり過ごせるため、燃費が良いのも嬉しい所。

本作からスペクテットやマネマネ(勇者に化けた場合)など、敵も使えるようになったが、敵が使った場合は自分を無敵化するだけの効果となる。

ちなみに、ファミリーコンピュータ版では『ドラゴンクエストⅢ』と違い、敵の「いてつくはどう」で「アストロン」の効果が消されないので、ローテーション行動の敵に対しての使い勝手は非常に高い。

PlayStation版以降のリメイクでは「いてつくはどう」で消されるようになったが、ニンテンドーDS版では逆に後述の通称「凍れる時の秘法」が使えるようになった。


ドラゴンクエストⅤ編集

味方側に使用者がいない敵専用呪文となった。



ドラゴンクエストⅥ編集

味方側の呪文として復帰した。

スーパースターや勇者、隠し職業のはぐれメタルで習得できる。


効果単位は1ターンと非常に短くなった事で前述のローテーション読みに使いやすくなっている。また、眠っているキャラや1回休みにされているキャラもアストロンが解けると行動可能な状態で復帰するため、擬似的な状態異常回復としても使える。


ドラゴンクエストⅦ編集

用途としては前作『ドラゴンクエストⅥ』と変わりない。


なお本作には、ほぼ同じ効果ながら消費MPが5倍という完全劣化版とでも言うべき【ノアのはこぶね】が存在する。

 


ドラゴンクエストⅪ編集

永い時を超えて久しぶりに登場。

味方1人を2~4ターン鉄にする単体呪文に弱体化した。

攻撃を無効化して様子見やMP削りに利用する過去作での用途には使えなくなり、主人公一人旅プレイでもない限りほぼ無意味な呪文と化した。


どちらかと言うと本命はれんけい技であり、主人公マルティナグレイグの超れんけいでは「鋼鉄化したグレイグを力任せにぶん投げて守備力依存のダメージを与える」というとんでもない技が繰り出される。


類似の敵専用特技として鉄鬼軍王キラゴルドなどがイエローオーブの力を使って発動する「ゴールドアストロン」がある。

PlayStation 4版とニンテンドー3DS版とで対象人数や細かい仕様は異なるが、黄金病にかかった人のように黄金像に変えられてしまう点は同じ。


凍れる時の秘法編集

漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』で登場する秘術。

「アストロン」と似たような効果の呪文であるが、その名の通りかけられたものの時間を停止させることができる究極の秘技。皆既日食の時にのみ使う事ができ、次の皆既日食まで有効となる(一応、術者が任意解除する事もできる)。

アバン先生がハドラーを封印する為に試みたり、大魔王バーンが時間が止まる性質を利用し、自らの肉体を保存するために使ったりしている。


また、「アストロン」を用いた裏技の通称としても用いられる。

スーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅥ』では、「アストロン」のターン中に「いてつくはどう」で解除された場合はそのターン最初に入力していた行動がそのまま順番に行われるため、敵が先攻して「いてつくはどう」を使った場合は擬似的にそれ以前の敵行動を無敵でやり過ごす事ができる。


例として、同作のデスタムーア第三形態は本体と右手、左手との戦闘となるが、「いてつくはどう」担当の右手の素早さが微妙に低く、高確率でターンの最後に「いてつくはどう」を使う。

これを利用して、味方が後攻になるように素早さ調整をした上で「アストロン」を使うと

「アストロン→デスタムーア本体と左手が攻撃してくるが無効→右手いてつくはどう→こちら3人の行動が全部通る」

…という風に非常にオイシイ状況になるのである。

勿論、味方に先に行動順が回った場合はそのターン動けなくなるため、主に低レベル縛りや最低戦闘回数縛りなど、縛り・やりこみプレイでフル活用される技。


この技は制作陣としても想定外だったらしく、続く『ドラゴンクエストⅦ』以降の作品ではできなくなった…はずだったが、ニンテンドーDS版『ドラゴンクエストⅣ』ではなぜかこの仕様が復活。

おまけで「命令内容がアイテム仕様だった場合、なぜかアイテム欄の一番左上にある物を強制的に使う」というバグまで付いてきた。

通常、その場所にはそのキャラが装備している武器が入るため、回復アイテム等は使えず、どうしても回復アイテム要員にしたい場合は一切の装備をしない裸状態になる必要がある。


また、トルネコがアイテムを使用すると一定確率で覚えていない技を繰り出すという奇妙なバグ技もある。

具体的には、トルネコが世界樹の葉を使用すると1/5ほどの確率で「トルネコは たいあたり してきた!」と、敵のたいあたり使用時のようなメッセージが表示されたかと思うと敵1体に現在HPの95%ダメージを与える

全裸のおっさんが突然体当たりを繰り出し、どんな敵でも現HPの95%を吹き飛ばすいうシリーズ史上でも類を見ないカオスな光景である。


このバグはトルネコの特殊行動の仕様と絡んでおり、「凍れる時の秘法」をやったターンにトルネコがランダム特殊行動を取ろうとしていると(この確率が約1/5~1/6程度)、左上にあるアイテムのIDがその特殊行動のIDであるとシステム側に誤認されてしまい、アイテムIDと同じ番号が付いている特技を使用していしまう…という現象のようである。

この特技の中には敵専用特技も入っており、上記の超強力無反動体当たりに関してもあばれうしどり、アンクルホーンなどがHPが低下してくると使うものと同じ効果。

他にも、ちからのたねを使わせようとするとエビルプリースト専用の強化版かがやくいきが発動し、「トルネコは ぜんしんを ふるわせ つめたく かがやく 息をはいた!」りもする。


外部作品編集

漫画作品編集

ロトの紋章では、勇者として覚醒したアランが、復活した異魔神による破壊魔法「りゅうせい」をやり過ごす際に使用、性格上補助魔法は好まないアランだったが、この際は山々が一瞬で荒野と化しており使用しなければ確実に全滅していた。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ではアバン先生デルムリン島に攻め込んできた魔王ハドラーに対し「メガンテ」を決行した際、弟子のダイポップを「メガンテ」の爆風から守るために使用した。

更に『ダイの大冒険』の前日譚である『勇者アバンと獄炎の魔王』ではアバン先生が勇者だった頃にも魔王軍の幹部との二戦目にて使用している


ゲーム編集

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、ファイターパス第1弾で追加された勇者の必殺技の一つとして登場。原作同様一定時間その場で無敵になるが、同じく勇者の必殺技の一つのメタル斬りは例外で、食らうと一撃で撃墜されてしまう。また、ソラの下必殺技には相手の姿勢を崩す効果があり、これを食らうとアストロンも強制的に解除させられてしまう。


余談編集

pixivでは、ドラゴンクエストシリーズのキャラクター以外でもアストロンのごとく身体が変化した状態のイラストにこのタグが付けられることがある。


ジョイメカファイト』(任天堂)のロボット「アイ」は、アイアストロンという技を持っている。こちらはHPを消費し、触れた敵にダメージを与える技。




※以下の内容は下ネタ注意※














































































呪文の効果の都合上アレああなった場合の例えに使われることもある。

股間がアストロン


関連タグ編集

ドラゴンクエスト ドラクエの呪文一覧 ガメゴンロード 凍れる時間の秘法

金属 状態変化 固め 金属化 メタル化 無敵


もしかしたら→アーストロン…しかもこっちは使っても無敵どころか格好の得物になりそうであるから困る。

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