概要
ウルトラマンジョーニアスの妹で、ムツミ隊員と並ぶザ☆ウルトラマンに登場するヒロインの1人。
ウルトラヒューマノイドの姿にはなれるが、巨大化能力は持っていない(ただし、想い人のヒカリ超一郎に再会したい一心で第31話にて無断でスターシンボルを持ち出し変身し、巨大化した事もある)。
天真爛漫かつ快活な性格の持ち主で、第20話で宿敵、バデル族が生み出した精神寄生生命体に寄生された恐竜の生き残りが変異して誕生した、は虫怪獣ベドランに敗れ、瀕死の重傷を負った兄・ジョーニアスと共に治療のためU40へとやって来た超一郎と出会って以来、好意を抱き、密かに彼に想いを寄せている。
そのため、彼に再会したい一心で無断で地球へとやって来たこともあり、その際は自身の人間態時の姿とそっくりな地球人小高京子と一体化し、彼と再会を果たしたこともある。
しかし自身の立場もわきまえており、それが叶わぬ恋という事も自覚しているため、ヘラー軍団との最終決戦後、地球へと兄ジョーニアスと共に平和が訪れた地球へ訪れ、超一郎への想いを秘めたまま、その思いをムツミ隊員へと託し、(悲しみを堪えて)故郷へと帰還した(その際、少しでも長く彼と触れ合いたいがため、敢えて彼の肩へとぶつかっている)。
ちなみに年齢はU40年齢1万9000歳だが、地球人に換算すると19歳にあたるらしい(兄のジョーニアスが2万8000歳で28歳相当)。
ちなみにその換算だと9000歳のタイタスは地球人で9歳相当になってしまうのだが……。
またジョーニアスの妹であることから、一部のウルトラ人からは「様」付けで呼ばれている。
ウル忍シリーズでは「お頭」ことゾフィー直属のくノ一として登場。
後にセブンと結婚し、セブンが経営する焼き鳥屋・「鳥七(とりしち)」の若女将となって寿退職、一子21(ツーワン)を授かる。
データ
主な必殺技・能力
- アミアッシャー
アミア唯一の攻撃手段である腕をL字形に組んで発射する破壊光線。
- アミア・アイ
暗闇の中でも見通すことの出来る特殊能力。
注意!
そのデザインから松本零士作品の盗作と言われることもあるが、松本零士氏自身がこのキャラクターを盗作扱いした事実は確認されておらず、当時の製作陣にも盗作の意図は無かったことをご理解いただきたい。なお、彼女のキャラクターデザインの経緯は下記を参照。
なぜ松本零士美女に似ているのか?
ご覧の通り、彼女の人間形態は森雪やメーテル等の松本零士美女にそっくりである。
これは第20話「これがウルトラの星だ!!第2部」に、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の作画監督や『銀河鉄道999(テレビシリーズ)』の作画監修を手掛けた湖川友謙が駅間我子名義で原画(事実上の作画監督)に携わったためらしい。
「ウルトラマンAge」vol.12に掲載された脚本担当の吉川惣司のインタビューによれば「(前略)これがもう松本零士さんのキャラクターそのままみたいな作画になってて(笑)。せっかく作画監修で二宮さん(二宮常雄)がいるんですから、女の子くらい描いてもらえばいいのに…。これには、激怒しました(笑)。」との事である。
因みに湖川友謙曰く「アミアをデザインしたのは自分ではなく、睡眠不足な状態で作画していたので松本風になったのでは?」との事…。
松本零士自身は、『宇宙戦艦ヤマト』のスタッフが制作して裏番組になってしまったアニメ『メーテルリンクの青い鳥チルチルミチルの冒険旅行』にキャラクター原案として参加している。
余談
過去にバンダイから歴代のウルトラ戦士がソフビ化されているが、彼女を含めたジョーニアス以外のU40の戦士たちは未だにソフビ化されていない。長らく未ソフビ化だった怪獣にスポットを当てた「ウルトラ大怪獣シリーズ5000」が展開されてはいるのだが…
関連タグ
ウルトラシリーズ ザ☆ウルトラマン ウルトラマンジョーニアス 妹 ヒロイン エレク ロト
ウルトラウーマン関連
ウルトラの母 ユリアン ウルトラウーマンベス ウルトラウーマングリージョ
アウラ(漫画に登場)