概要
アンドロフロルはコミカライズ及びグラビア作品『ウルトラ超伝説』登場人物。特撮『アンドロメロス』とは設定が異なるため原作を中心にする。
データ
- 身長:47m
- 体重:4万3000t
劇中において
第二部中盤に於いて美雪ケイとして地球に滞在。ギナが地球の警備とグア軍団の調査をしていたウルトラ戦士十数名を(地球人の姿のまま)抹殺する現場を目撃し命を狙われるも、身体能力とギエラ兵の定時報告で気がそらせた事で退ける。その目的は南極大陸の奥深くに安置されているグランテクターを守護することである。強大な念動力を所持し、大気圏外で絶体絶命のウルフとマルスを救っている。表面的には容姿端麗なものの、素ではじゃじゃ馬らしく、メロスですら手を焼いている。
アンドロ王家の息女で(特撮と異なるが体系的にはウルトラの星とほぼ似ている)あるものの後に組織されたアンドロ警備隊で活動する。
第四部でも登場するも、それは過去のウルトラの星で科学者プロメテウスと思念波による交信によるもので、邂逅は一度きり。しかも、宇宙船アース号の乗員である。地球からの記録(ハヤタからウルトラマンへ変わる場面からゾフィーがジュダを倒す場面や、イドとの決戦までを映像化したもの)も彼女が収集したものである。その口から宇宙へ行った理由、ウルトラの星の起源と存亡の危機を伝え宇宙の裂け目が閉じたのと同時に姿を消している(星へたどり着いた後、ウルトラタワーの建造にも携わった発言をするも、その正体を悟られないよう元の時代へ帰還したようである)。
特撮版での設定
- CV:水倉久美子
花を慈しみ、敵とはいえファイティング・ベムを弔うなど、優しい性格の持ち主で、戦闘は余り得意ではないらしく、普段はアンドロ艇で任務に赴いているメロス、フロル、マルスの3人が帰って来るのを待っているが、少々お転婆な所もあり、そんな日常に不満を募らせて、TVシリーズのグルータス星編においてコッソリとアンドロ艇から外に出かけて、敵の手に落ちたこともあった。
また、コミカライズとの大きな差異は、本人がアンドロ一族の王家の末裔の血筋を引いていた事を全く知らなかったことや彼女にしか扱うことの出来ない超技や装着者に絶大な力を与えるといわれるグランテクターを手に入れるための秘密を握る重要なカギの持ち主であったことなどが掲げられる。
特撮版で使用された主な必殺技
アンドロビーム
額にあるアンドロスポットから放つ破壊光線。熱線と磁力線に使い分けることが可能なアンドロ超戦士4人共通の技でもある。
フロルスパーク
全身から放つ閃光で敵を倒すフロル最強の技。グア軍団の軍団長の1人であるギナを倒した。
スーパーバリヤー
アンドロ族の王家の末裔であり、本来なら王女になる存在であったフロルのみが使える、超強力なバリヤー。
怪獣戦艦の猛攻の前にアンドロ超戦士達が追い詰められた際、フロルの体に凄まじいエネルギーが流れて発動し、怪獣戦艦の一機、ギエロニアの陽電子流撃砲を跳ね返し、危機を救った。
未使用技
フロルカッター
腰のアンドロポットに内蔵された接近戦用武器。
フロルウィング
背中に生えた羽。人々に愛する心を伝えるとされる他、アンドロ艇のコンピューターと通信を行う事が出来るらしい。
特撮版における余談
物語中盤、ギナによってグア星に捕らえられた際、グランテクターの情報を吐かせるべく彼女にムチで滅多打ちにされるシーンがあるが、一部ではその場面が妙にエロいといわれているようだ。
関連タグ
光の国出身の女性たち関連
ウルトラの母 ウルトラウーマンベス ユリアン(ウルトラマン80) ジャンヌ アムール(後者の2人は小説『ウルトラマン妹』に登場) アウラ(漫画に登場)