演:谷本琳音
概要
『ウルトラマンタイガ』第5話「きみの決める未来」に登場。
自分たちが生存可能な惑星をセグメゲルを使って次々と侵略しているセゲル星人の女怪獣召喚士。
なお、公式ホームページでは召喚士 葵の名で紹介されている。
水晶体を通じてセグメゲルを召喚して地球を侵略しようとするが、駆けつけたタイガによりあえなく撃破されてしまった為、作戦を練り直していた時に偶然現地で調査を行っていたピリカと出会い、彼女と交流を深めていく内に任務に対する辛さを吐露する中で彼女と心を通わせる。
その後、ピリカに自分の正体を知られると、彼女に騙されたと思い込み二体目のセグメゲルを召喚して破壊活動を再開させるが、ピリカの決死の説得の末に侵略行為をしたくないという本心を露わにすると、地球とピリカを助ける為にセグメゲルの『セゲルフレイム』の猛毒に侵され苦しむタイタスを救うことを決意。自身の中にあるセグメグルの毒の抗体を提供する為に光の粒子となってその命をタイタスに託し消滅していった…。
なお、葵の顛末を知るのは結局ピリカ1人のみとなった模様。
セゲル星人
自分たちが生存出来そうな惑星を調査し、そこに文明があれば召喚士を送り込み、セグメゲルを使って滅ぼすという常套手段で自分たちの領土を拡大する侵略行為を繰り返す宇宙人。
劇中に登場した葵の容姿から、地球人タイプのヒューマイドタイプ型の宇宙人と思われるが詳細は不明。
ダマーラ星を始め、数多くの星々が彼らの手によって滅ぼされているらしく、派遣された召喚士たちは上層部の指示に疑問を持つ事すら許されず、ただ粛々と任務の遂行を達する事のみに専念するように指導されている。
そのような意味では葵は「上司に恵まれなかったピリカのIFの姿」とも言える。
なお、召喚士たちはセグメゲルの毒に対しての抗体をもっているほか、特殊能力かどうかは不明だが、怪獣の召喚に用いられる結晶体を使って衝撃波を発生させる攻撃手段を持っている。