「ホイ‼」
概要
黒いタイツで全身を包み、黒いレーザーベストにヘッドキャップを着用している。
敵であるキレンジャーのなぞなぞやあっち向いてホイに馬鹿正直に反応する等コミカルな立ち回りもそうだが、何よりも「ホイ‼」という独特の掛け声が特に強く印象に残るキャラクターだったりする。
しかし、任務には忠実であり、例え戦闘時に捕まっても黙秘を貫き、作戦の為ならば死をも恐れず自爆攻撃をも厭わない。
普段はこの独特の掛け声しか喋らず、武器は小型の剣やマシンガン、またはバズーカ砲で上司の仮面怪人の戦法に従って特殊な技を体得しているものもいる他、専用のジープも支給されており、人間への変身も可能。
第35話で戦闘機「コンドラー」を配給されてからは操縦も担当するようになった
また、一部の幹部クラスの仮面怪人に仕えるものは独自のコスチュームが配給されている者たちも存在している(鉄人仮面テムジン将軍配下黒十字コマンド部隊は軍服を着用していた)。
なお、使い捨て要因が強い戦闘員だが、野球仮面のように上司に大切に扱われている戦闘員だっていたりする。
後に黒十字軍が宇宙侵略軍と結託した後、精鋭部隊“黒十字忍団”と呼ばれる上位の戦闘員が登場する事となる。
第43話以降は地面に突き立てた武器の剣を抜いて突撃する戦術を用いるようになるが、中の人がJACの皆さんに代わってからは用いられなくなる。
特殊ゾルダー
- 科学班
仮面怪人や特殊装置の製造など科学技術を要する作業に登場する。初期は俳優が顔出しで演じたが、後に全て白衣を着たゾルダーの姿になった。
- 黒十字コマンド部隊
鉄人仮面テムジン将軍の配下。軍服を着用し、テムジン将軍の専用車の運転等、補佐をする。
- ゴールデン仮面親衛隊
ゴールデン仮面大将軍の側近2名。古代エジプト兵のような恰好をしている。
最終回にて大将軍が自爆した際に敬礼し、その後は総統の側近として行動。最終戦闘時に2人ともアカレンジャーを攻撃するも回避され、お互いの斧が当たり死亡。
- 黒十字忍団
第64話より登場したゾルダーの精鋭部隊。「宇宙軍」という正体不明の地球外組織の協力を得て結成された。宇宙忍団については「黒十字軍と結託した宇宙人の組織」としか語られていない。
カラフルな仮面に白いキトンのような布をまとっている。特別訓練を施されており、忍者のごとき身軽さと壁をすり抜けるなどの忍術を備えている。槍や剣を使った接近戦を得意とする。
一般のゾルダーのように仮面怪人と共に任務に携わることは少なく、一般のゾルダーがやられた後に仮面怪人の合図で登場する。時に付き従っていた仮面怪人への刺客ともなる。
タイヤ仮面配下のタイヤ忍団やイカリ仮面配下のイカリ忍団、鉄ヘビ仮面配下の鉄ヘビ忍団のように指揮する仮面怪人に合わせた能力を持つ者達もいる。
なぜか一画面に付き最大6人までしか出てこない。
中の人が大野剣友会の面々だった時はトリッキーな戦術でゴレンジャーを翻弄したが、JACの面々に代わってからは従来のゾルダーに毛が生えた程度の戦法しか使わなくなった。
- コマンド部隊
扉仮面配下で黒十字軍の中でも選り抜きの特攻部隊。
灰色の軍服(おそらく『イナズマン』のファントム兵士の制服の流用)に白いヘルメットを着用。
- 野球仮面配下
野球仮面の野球チームメンバーで、背番号2~9及び補欠によって構成されている。
野球仮面にとっては手塩にかけた大切な存在で、人体実験に利用した死神博士は恨みを買うことになる。
- 鼓笛隊
黒十字ハリケーンを牛靴仮面に渡す。
- 足軽隊
剣道仮面の配下。足軽の格好をしており、「ホイ!」という掛け声も出さない(実際にゾルダーかどうかは不明)。
- 眼鏡仮面配下
覆面の額に稲妻のマークを付けている。スローモーションメガネでゴレンジャーを圧倒したが、ストロボ作戦でメガネを叩き落された末あっけなく倒される。
余談
名前の由来はドイツ語で兵士を意味するゾルダートと思われる。
『機界戦隊ゼンカイジャー』の第1話にて、流用映像で登場。ゴレンジャーと交戦中にトジテンドが介入し、ゴレンジャーの世界であるゴレントピア(仮)がトジルギアに封印されてしまった。
関連イラスト
関連タグ
歴代スーパー戦隊の戦闘員
ゾルダー→クライマー