「エンドボール!」
演:誠直也
概要
ゴレンジャーのリーダーを務める熱血漢で、(とてもそうは見えないが)年齢は24歳。イーグル関東支部の海城分隊長は実兄。
黒十字軍の暗躍で、所属していた関東支部が黄金仮面率いる部隊に襲撃され、兄の海城分隊長を眼前で失う(この際、兄は「戦え」と言い残した)。実は姉も黒十字軍に殺害されているらしい事が語られている。
自身も怪我を負うが、辛くも脱出した。その後、アカレンジャーとなって各地を回ってテストに合格したゴレンジャーのメンバーを集めていた。
強面でクールな雰囲気に反して、大ちゃんになぞなぞの答えを聞かれた際には「何じゃろ?」と九州弁で返したり、第9話では身ぐるみを剥がされてパンツ一丁の状態になってしまった大ちゃんに対して「エッチじゃない。逃げるんだよ!」と返したり、第18話で黒十字軍に寝返ったふりをした大ちゃん&ペギーに対して「な~に言ってんだ、ボケ~?」とツッコミを入れたりと、ユーモアのある一面もある。
イーグル秘密工作班出身であり、潜入や偽装工作はお手の物。単身で敵のアジトに乗り込むことも多い。また、イーグルのサッカー部では、エースストライカーを務めていることから、ゴレンジャーストームやゴレンジャーハリケーンのキッカーを務める。地上でゴレンジャーストームを蹴り上げている写真があるが、本編ではそのような描写は一切無く、ゴレンジャーストームは全て空中で蹴っている。
実は手品も大得意であり、その腕前たるや、手品が得意と嘯く扉仮面を凌ぐ。
戦闘では熱い正義感と、冷静な判断力を持ち、メンバーや江戸川総司令からの信頼も厚い。特にアオレンジャーこと新命明とはアイコンタクトだけで意思の疎通ができるほど。
黒十字軍が家族の仇と言えど、基本的に戦い方は正々堂々としており、剣道仮面が正々堂々とした武人である事を知るとその思いに報いようとしている。
ただし、ケガを負った日輪仮面を助けたために新命ら4人が黒十字軍に捕まるという大失態を犯したこともある。本来ならリーダー剥奪どころかゴレンジャーをクビになっていてもおかしくないと思われるが、彼のこれまでの実績などを考慮されたのであろう、日輪仮面撃破後も引き続き黒十字軍壊滅までゴレンジャーのリーダーとして活躍。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』では
宇宙帝国ザンギャックが地球に攻め込んだ際、ビッグワンと共に34のレジェンド戦隊のリーダー格として、のべ180戦士を纏め上げる。
ザンギャックを退却させることに成功したものの、その代償として変身能力は失われた。
戦闘ではすべてキャプテン・マーベラスが変身している。
「ゴーカイジャー、よくやってくれた!掴み取れよ!今度は君達の夢を!」
最終回では、再び宇宙へ旅立ったゴーカイジャーを見送り、アカレンジャーのレンジャーキーを受け取っている。
そして、去り際にアカレンジャーに変身した。
漫画版
少林寺拳法道場の跡取り息子で陽子という恋人がいる。TV版よりも若くデザインされている。
当初はEGLとは無関係だったが、ドクロ仮面によって父を殺され、戦いに身を投じることになる。
アカレンジャーのスーツを初めて目にした際には「ウルトラマンか仮面ライダーみたいなコスチュームだ」という感想を漏らしている。
余談
海城役の誠氏は当時27歳だった。
しかし、その貫禄ある見た目から『アメトーク』の『スーパー戦隊芸人』にて、
戦隊を始めとする特撮の知識が全くない宮迫博之が「48!」と思わずツッコんでしまった。
関連タグ
大鷲龍介、飛羽高之、剣飛竜、天堂竜、星野吾郎:軍人繋がりのレッド
雉野つよし/キジブラザー:名前が同じ戦隊ヒーローだが、こちらはピンク
ボウケンレッド/明石暁、ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ:演者がラグビー経験者繋がり。
海城剛→桜井五郎