プロフィール
概要
黒の世界の主人公の一人で、天王寺飛鳥の兄。
死別した父親に代わって家族を養うために、コードネーム「ル・シエル(Le Ciel)」を名乗りフランス外人部隊で傭兵として戦い、「ゼクス使いを狩るゼクス使い」として名を上げていた。
しかしその結果、黒の世界に目をつけられ家族を人質として脅されたため、暗殺者としての活動を強要されてしまった。
現在は黒崎神門の暗殺任務を請け負っている。
ちなみに家族には商社勤めと嘘をついているため、裏稼業に関しては知られていない。
一見クールで硬派な振る舞いだが、生来は気さくでノリの良い性格。
その実態は飛鳥に負けず劣らずのコテコテの関西人であり、お笑いに厳しく、結構な頻度でボケを挟んでくる芸人気質。
また、極度のブラコンであり、公式において「飛鳥は女難・兄難」と表記された事もある。
その溺愛っぷりは、飛鳥に女性の影があらば頭に血が上る程度だが、フィエリテやソトゥ子の事は認めているようである。
かなりの厨二病でもあり、「ル・シエル」のコードネームはかっこいいと思って自分で名づけている。
その経歴からフランス語を交える事も多い。また、追い詰められると地の方言である関西弁がポロッと出たりもする。
兄としての性分なのか面倒見も良く、任務の途中で出会った倉敷世羅や上柚木八千代を保護した(結果、懐かれた)経験を持つ。
料理スキルは高く、作中のみならず現実のコラボカフェでも主演に抜擢され、カレーライスやスイーツを振る舞った事もある。
ちなみにカレーにはちくわを入れてしまう。天王寺家があまり裕福ではなかった影響らしい。
黒の世界の未来においては、ディアボロスの仮面のオリジナルである「神祖の仮面」を手にしてしまい、仮面を世に広めた元凶「那由多の災厄サタン」となってしまう運命にある。
また、白の世界では“仲の良かった兄弟が争い、兄を殺した弟が最初の天使になる”という話が残されているようだが…?
その顛末は、本編とは違った展開を迎えたという設定の「並行世界Y.T.編」という形で描かれた
…はずだったが?
アニメ版「Z/X IGNITION」においてはED映像と最終回の終盤に1カット登場している。
アニメのストーリーは「並行世界Y.T.編」と地続きになっているため、それに関連しての登場と推測される。
それぞれの世界における大和
サタンとなることが確定していたが、黒崎神門による冥界破壊によって仮面と冥界のシステムが消滅、運命の軛から逃れることができた。
それ故に今後の大和の運命は不明。
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