プロフィール
『正義の使者、セイント・レイ参上!』
概要
「青の世界」二人目の主人公。正義感が強く真面目な少年。サッカーも好き。メタルフォートレスの「ローレンシウム」をパートナーに持つゼクス使い。
名前の元ネタは中部国際空港の愛称「セントレア」より。せんと君とは呼ばないでほしいと思っている。
愛知県生まれの埼玉育ち。ブラックポイント出現後に稀に現れるゼクスから逃れるため半年と少し前に名古屋市内に引っ越した。赤の世界のゼクス使い倉敷世羅とは埼玉時代の幼馴染み。
横断歩道でおばあさんの移動を手伝ったらお礼としてカードデバイスを渡され、青の世界による精神感応実験の被験体として、「三神器」のひとつ「ローレンシウム」をパートナーとして、青の世界の司令の元に名古屋を護るために戦う。コードネームは『セイント・レイ』。
年上で胸の大きいお姉さんに憧れを抱く……というか完全に巨乳フェチ。
アニメ第一作「Z/X IGNITION(ゼクス イグニッション)」ではEDで世羅とサッカーをしている姿のみの登場。
苦手なもの:幼馴染み
赤の世界のゼクス使い倉敷世羅とは埼玉時代に近所に住んでいてクラスも同じだった。
「せんと君」と怜亜をからかっていた子どもたちを世羅が蹴散らしたことで出会い、当初は怜亜も嬉しかったのだが、当の世羅も「せんと君」をあだ名にして連呼するためありがたみは喪失。
加えていくら怜亜が努力しても勉強、運動、遊び、サッカーですらも天才肌の世羅は怜亜の上を行き、更には破天荒さでルールも通用せず、クラスの男子で流行ったスカートめくりに参加していなかった怜亜が何故か報復として世羅にズボンを下ろされたり、
何の因果か怜亜がお姫さま役で世羅が王子さま役の劇をする羽目になったり、学校外でも何故か山などの行楽地で世羅と偶然遭遇するなどで、すっかりトラウマになってしまい、世羅を悪夢として見るほどになってしまった。
怜亜の世羅への認識は「無敵チート済みの遊び人レベル99」。嫌悪というわけではないのだが、怜亜にとっては世羅は苦手な相手であり恐怖の存在であり天敵。
なのでゼクスによる疎開で世羅と離れた際は本気でせいせいしていたのだが、母親を探してオリハルコンティラノで名古屋に襲来した世羅と交戦、かろうじて撃退した際に世羅の弱々しい姿を見てほっとけず、青の世界側から匿って静岡まで送った。
その後も泣いていた世羅の姿を思い出して心を痛めるなど、認識が多少変わった模様。
むっつりスケベ
巨乳が好き。巨乳のお姉さんがとても好き。
幼さもあって恋人になりたいというわけではなく憧れのようなものなのだが、それを差し引いてもスケベ。
基本的には純粋でいい子なのだが、色々と台無しになるレベルでスケベ。
埼玉時代には巨乳の先生やサッカー部のマネージャーを好んでいたにもかかわらず、顔を思い出せない。
世羅曰く「いつも先生の胸ばかり見てた」。
加えてデリカシーに欠け、巨乳のお姉さんへの強い関心がかなりおおっぴら。同時に貧乳への無関心さもだいぶ浮き彫りになっている。
世羅との喧嘩でも「ぺったんこ」という罵倒が出たりするくらい。
周囲からの指摘で多少自覚は出てきたようだが、それでもやはり色々と露骨。
いくつかのカードのフレーバーテキストでもその巨乳への飽くなき関心を垣間見せている。
怜亜「リゲルお姉さんも一緒なら良かったのにな」
世羅「リゲル?」
怜亜「何度か基地で話しただけなんだけど、綺麗な人なんだ。胸がこう、ばいーんってしてて!水着姿見てみたいなあ」
世羅「せらもその人、踏み潰してみたいなあ」
(P05-017~世羅と怜亜、夏の思い出~ )
世羅「せんとくんせんとくん。せら、成長したよね?」
怜亜「なにが?」
世羅「むねにく」
怜亜「気のせいだろ」
世羅「…………」
(B29-094ローレンシウム&オリハルコンティラノ)
関連人物
- 倉敷世羅:赤の世界のゼクス使いで幼馴染み。母親を探し名古屋を訪れた世羅を一時期匿う。多少意識は変わったが苦手意識は健在。
- 雷鳥超:転校先の小学校の上級生。サッカー選手として憧れを抱いていたが、同じく『神器』に選ばれた彼に一方的に噛み付かれ決闘でローレンシウムを破壊されたことが彼の心に傷を負わせる。仲の良い親友のような何度もいがみ合い喧嘩するライバルのような微妙な間柄。
- リゲル:各務原あづみのパートナーゼクス。初めてまともに交流したゼクスで彼女の態度や巨乳に憧れて「リゲルお姉さん」と呼んで慕っているが彼女からはまるで意識されていないことを知り心に傷を負う。
- アドミニストレータ アルタイル:青の世界における未来の姿。
- 獅子島七尾:同じく青の世界の『神器』とパートナーに選ばれていた少女。見た目が好みなこともあり好意的な友人。
- 竜の姫君:神々の竜域滅亡シミュレーションで発生した負の念から生まれた少女。彼女と友人になり、対話を通して思想に大きな影響を与える。
アドミニストレータ アルタイル
「今、人の未来を人の手に取り戻す!」
青の世界における怜亜。青の世界を支配する超コンピューターであるシャスターの製作者の一人。
この未来の怜亜は世羅、雷鳥超、獅子島七尾と共に九頭竜学院大学に進学。親友になった超が事故で失った身体を補うべくパワードスーツ方面の研究へと進み、これが青の世界のバトルドレスへと発展していく。
Prof. 戦斗
「だって僕らは正義の味方なんだから!」
赤の世界における怜亜。この未来の怜亜は青の世界同様に世羅、雷鳥超、獅子島七尾と共に九頭竜学院大学に進学しているが、黒崎神門の差異によって青の世界とは全く異なる道を歩むこととなっている。
遺伝子・生物工学により力を入れた黒崎神門が生み出した技術によって創り出されたブレイバーなどによって荒廃し弱肉強食の戦乱の世界となってしまった世界で、雷鳥超と共に変形する車に乗って本名を伏せたコンビ「セイント・バード」を名乗り弱者救済に奮闘している。
マイスターギルドと交渉してレジスタンスを結成したり、ブラックポイントが過去に繋がっているという情報を得てからは戦いを望まない弱者に避難を呼びかけたりもしている。
全避難希望者の避難を確認してレジスタンスを解散し、超と共に並行過去世界へ向かう前に世界の終焉を見届けようとするが、竜の姫君から力を得た安倍晴明によって並行過去世界におけるブラックポイントが拡大。日本で避難誘導に奮闘する。
新しい時間軸ではやることは基本的に変わっていないが、旧時間軸では死亡していた赤の世界の蝶ヶ崎ほのめの救出に成功している。
色欲の七大罪真祖 アスモデウス
「やっぱりおっぱいは最高だぜ~♪」
黒の世界の色欲の仮面を被ってディアボロスと化した並行世界の怜亜。
剣臨でこの姿になった怜亜は何かの間違いだとショックを受けていたが、日頃の行動と言動を考えるとさもありなんであり、きっちり適性を考えて怜亜に相応しいと色欲の仮面を渡された模様。
ちなみに幼馴染みの世羅も神祖への適性があり、強欲の仮面を渡されてマンモンへと変貌する可能性を持つ。何かと縁のある二人である。
時空跳躍により生じた新しい時間軸では黒の世界に七人の神祖が揃っており、そちらでも怜亜はアスモデウスと化している。
黒の世界全体が時間跳躍前の出来事が原因で非常に攻撃的になっていることもあり、他の世界を脅かす危険な存在として行動しているが、アスモデウスも例外ではなく他の世界の住民を強制的に奴隷として使役している。
人間時代の記憶に影響が出ているのか、あるいはこの時間軸の黒の世界では世羅と出会わなかったのかは不明だが、マンモン(世羅)から奴隷素材を提供された際には「最ッ高の女」と絶賛しつつ、「虚無っぱいが心底惜しい」と口にしてしまい、攻撃を受けていた。