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赤の世界の主人公の一人。母親はテレビ番組のレポーター・倉敷美祢。
戦斗怜亜とは幼馴染み。
家族で埼玉から宮崎に疎開していたものの、疎開先でもゼクス同士の戦闘が始まってしまう。
山中の避難先で偶然見つけたオリハルコンティラノの卵をめぐりケット・シーに襲われてしまったところを黒崎神門に助けられる(ついでにカードデバイスももらう)。
以降、オリハルコンティラノから母親と認識されたため共に行動している。
その後、名古屋で起きた、通称「猫の恩返し」事件の最中に母親が行方不明になったため、彼女を探して彷徨っている。
その言動は幼い事もあってか、とにかく直感的。勉強が全て実技科目だけならいいのに、と自ら語るほど(とはいえ、勉学も運動も怜亜より秀でているらしい)。
視聴していたテレビの影響か「ボコす」などの物騒な発言を特に考えずに口に出す。
胸が大きな女性(学校の先生と、サッカークラブのマネージャーの小6)に男子(怜亜含む)が骨抜きにされた経験から、「むねにく」が大きな女性に対しての言動は特に苛烈になりやすい。
機械類はなぜか彼女が触れただけで壊れる為、マイスター(赤の世界の技術者集団なゼクス)達からは怖がられている。
そのため、幼い頃から機械類に触れさせてもらえず、その反動が原因で更に機械を壊すという悪循環になっている。
母親捜索においても、神門から「壊すから」と言う理由で携帯電話を与えてもらえず、公衆電話で彼と連絡を取る必要がある為、公衆電話を探すのに苦労している、との事。
一時期世羅を居候させていた天王寺大和によると、期間中に壊れた物は、携帯端末、ノートパソコン、100インチテレビ、自動車など、おおよそ機械と呼べる物の殆どが彼女の被害に遭った模様。
この機械破壊能力が、母親探しという目的と組み合わさって青の世界の天敵となりうる存在と目されている。
実際に、「英雄達の戦記6」で母親の手がかりを求めて向かった名古屋にて、警戒網に引っかかって獅子島・L・七尾と交戦・敗北し青の世界の基地に連行された際、基地内のあらゆる機材が彼女が触れただけで爆発した事で証明された(ソトゥミサ放送局より)。
しかし、カードデバイスは難なく使えている(これには、後述の事情が関係していると思われる)。
「英雄達の戦記7」(リアルイベント)での影響が反映された結果、七尾の奮闘のおかげで白の世界にてケット・シーのマフィアに囚われていた母親を救出する事に成功した。
それぞれの世界における世羅
それぞれの世界における世羅
赤の世界
ギガンティックの開発者「Dr.倉敷」、オリハルコンティラノは彼女が対ブレイバーの為の決戦兵器として開発した存在。
助手であった獅子島七尾と共に、最強のブレイバー《最凶生物》(ザ・ワン)を造り出すなど当初の目的を外れて暴走していた「NOAH計画」を止めたのだが、その際に七尾と死別している。
機械を破壊する体質は治ったが、残念ながらむねにくは育たなかった。
ストーリーにおいては本人がブラックポイントを通って現代に来ており、度々残念な言動を見せている。
現時点で「三博士」の中で唯一生存が明確な人物。
青の世界
「アドミニストレータ」のリーダー「ソル」によって電脳化され、同じく電脳化された蝶ヶ崎ほのめと共に「シャスター」の中枢となっていた。
こちらでも七尾と友人となっているものの、度々七尾の発明品を破壊しており、最後まで手を焼かせていたとのこと。
更に、こちらでの世羅はポラリスによるカードデバイスの開発への協力も行っている。
その他に、戦斗怜亜とより親密な間柄だった模様。
黒の世界
「ディンギル」達による更なる歴史改変計画において、エレシュキガルによって強欲の仮面を渡され「マンモン」となるはずだったが、エレシュキガルが世羅と春日を間違えて春日に仮面を渡すという大ポカをやらかし、可能性のみの存在となった。
尚、この失敗は間接的に赤、青、白、黒の4つの世界の誕生を阻止しており、ディンギル側にとって最大のフレンドリーファイアとなっている。
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