プロフィール
概要
不治の病に冒された少女。青の世界から自身の病の治療という見返りでゼクス使いとしてスカウトされた。
後のパートナーとなるリゲルとはこの時からの付き合いであり、何かにつけて頑固な彼女と組んで他のゼクスと闘い続けていた。
しかし、他のゼクス使いとの接触を経て今までの自分の在り方に疑問を感じ、さらに彼女の病そのものが青の世界の陰謀であったことが発覚する。(経緯は媒体ごとに異なる。)
そのため、青の世界から離反し、別の治療法を求めて青葉千歳を頼って緑の世界にコンタクトを取る。
Code reunion
本作では主人公を担当。こちらではゼクス使いを養成するために作られた女子校「富士御崎学園」へ入学させられる。
偶然一緒になった天ノ川衣奈、東雲纏、月形由仁、鬼神野シュリらとチームを組むことになるが、他と違ってバランスすら考慮されていない急造チームというのもあって最低の評価を受け、お情けで追加されたEクラスに所属する事になる。
鬼教官・イラによる走り込みを中心とした時代錯誤な訓練を受ける中で、リゲルや仲間たちとの親交を深めていく。
後にこちらのあづみも、逆輸入される形で本編の登場人物の一人となる(それ故に本編世界にはあづみとリゲルが二人いる)。
人物像
引っ込み思案だが、前向きで芯の強い性格。
一時期昏睡状態だったこともあってか、少々世間知らずな所があり、体力も低い。
その身体に似合わず食欲は旺盛で、飛鳥の作ったカレーを10杯平らげたりケーキを受け取ろうとしないリゲルを問答無用でキャプチャーしたりする(本人曰く、カレーにはガラムマサラが入ってないとダメらしい)。
それぞれの世界におけるあづみ
青の世界
実は、青の世界のあづみ自身は夭逝しており、世界の行く末に関わることはない。
その代わりに、あづみの母によって代用品として作られたあづみのクローンがアドミニストレータの一人「ベガ」として青の世界の誕生に関わっている。
また「オリジナルXIII」にはあづみの遺伝情報が使われており、そのうち1体「Type.I A-Z」はあづみの完全な再現を目的に作られている。
Type.IIのスペアとして造られたリゲルも遺伝情報自体はあづみと同一であり、それ故にリゲルの業の深さが強調されてしまっている。
白の世界
四大天使ラファエルA.K.の手によって資質を見出され、高位のエンジェルである十二使徒の一員「天蠍宮バルビエル」として覚醒する。
…それだけならば良かったのだが、覚醒後は性格が真逆になり裸リボンまたは全裸で大空を舞う空飛ぶ18禁と化した。
当然ながら、「トラブル四天王」の一角となっている。
「剣臨」によってこの事実を知ったあづみは、「白の世界」を「実現させてはいけない未来」と定義することとなった。
「五つの世界」のあづみの中で唯一生存している人物であり、それ故にとある存在に目を付けられることになる。