概要
タイ料理の一種で、「レッドカレー」というのは海外名。
タイでは「辛い汁物」を意味する「ゲーン・ペッ」(ゲーン・ペット)と呼ばれている。
赤く見えるのはゲーンクルーン(カレーペースト)に含まれる赤唐辛子によるもので、これをココナッツミルクで溶いて具材を煮込んで作られる。
この時主になる具材によって名称が異なり、鶏肉なら「ゲーン・ペッ・ガイ」、豚肉なら「ゲーン・ペッ・ムー」などとなる。
赤唐辛子を使って赤く見えるので、日本では「ゲーン・パネーン」(パネーンカレー)や「ゲーン・パー」(ジャングルカレー)等もレッドカレーとして紹介されることもあるが、ペーストに使われる材料には違いがある。
レッドカレーペーストを煮込み用ではなく、具材の炒め用に用いると「ペットパット」と呼ばれる。