「リュウジ…、オレは…、どーせおまえにはなにも勝てねー…。勝てねェけど…、負けたくないんだよ!」
CV:細谷カズヨシ
概要
ゴクオーのクラスメイトで、クラスは5年2組→6年2組。
クラスのガキ大将で大柄な男子。
短気な性格ではあるが根は悪人ではなく、弟やクラスメイトを思いやる描写も増えていった。
第1話で天子を疑うも謝っていなかったことを深く反省し、以降は天子を無闇に疑わずに困っていたら助けると誓った。その後第56話では左丹下ルシオの策略によって冤罪を掛けられた天子を庇った。
第25話では、ゴクオーに濡れ衣を着せ天子を怒鳴り散らした教育実習生の酉馬に静かにキレた。彼がユーリィにウソを暴かれ、一から勉強し直す名目で学校を去った後も怒りは収まっていなかった。
また第53話では、校舎裏の一部を燃やした疑いをかけられたクラスメイトの壱兆を「ゴクオーにやられて反省したからこんなマネするわけがない」と庇った。
第23話では、捻田と肉鱈のケンカを止めるためとはいえ暴力で解決してしまい、そのことで周囲から非難され不貞腐れてたもののひょんなことから出会ったグンショーから漢の嘘を教わる。その後は彼の影響を受け、暴力を振るってしまった二人に対し三日間謝り続けた結果、ようやく許してもらうことができた(以来、グンショーのことを「アニキ」と呼び慕うようになる)。
第65話ではゴクオー、天子と同じ6年2組に進級。
しかし親友の恵比寿と梶野が4組になってしまい、これに納得できず、「なんでクラス替えは俺の思い通りにならないんだー!」と叫んだ。
第86話で八百小のクリスマス会の準備中、クリスマスツリーを壊した井ノ中に制裁を喰らわそうとするがネクストの制止で未遂に終わり、ネクストが新しいツリーを持ってきた(実際はキセキの力で修復させた)ことで元気を取り戻す。
そしてみんなで協力してツリーを飾りつけ直し、予定より少し遅れながらも無事にクリスマス会を開催。ツリーを虎丸や下級生たちに喜んでもらえた際に発生した最大限の喜びをネクストに奪われた。
第115話にて彼に恨みを持った前戸と再会。その罪を償うため彼に暴力を振るわれることとなる。
ある日、前戸が呼んだ人物にリンチされそうになるがゴクオー達に助けられ、その後前戸と和解しないままゴクオーから一生罪を背負い込むよう言われたのと同時に一生物の親友もいることを教えられた。
自室は常に散らかっており、その散らかりっぷりは自ら「一度物をなくすと見つけるのは困難」と言いきったほど。
得意科目は体育、苦手科目は算数と家庭科。成績は悪い方。
カレーライスが大好物で、「ケーキにかけてだって食える」とのこと。特にクックレカレーというレトルトカレーがお気に入りらしく、「100杯いける」と豪語している。
将来の夢はカレー屋を経営すること。
家族・親戚
虎丸
3つ下(2年2組→3年)の弟。2年生の時の担任は険市(けわし)という厳しい先生で、竜丸が恐れる数少ない存在である。
竜次
祖父で現在は故人。
お盆休みにユーリィのキセキを使い、生前果たせなかった孫の竜丸と遊ぶという約束を果たすため、正体を隠し、少年の姿で現世に里帰りした。
しかし、手で回すベーゴマ型玩具のベイ丸で遊ぶときに紐を出したり、帰り際にその場におらず話題にも触れてない虎丸について言及するなどウソが甘かったため、ゴクオーは正体に気付いていた。
また、天国へ戻る直前、「タツ(竜丸)の友達の誰かはわからないが、1人の子供の体に2つ魂を持ってる感じがした。」と言い残した。
丸(まる)、長(なが)
大学生のいとこ。
正月に番崎家を訪れ、お年玉をかけて竜丸とカルタ勝負を行う。
しかし長は読み手の丸と組んでインチキをしていたことをゴクオーに見破られた上、用意していたお年玉の中身も空だったこともバレて2人してゴクオーに舌を抜かれる。
その後「ここ数年で自分達に冷めてしまい、体も力も自分達並みにデカくなった竜丸になめられたくなかった」「いつまでも番崎兄弟のカッコいいにいちゃんでいたかった」と真意を話し、お年玉もちゃんとやると反省した。
余談
62話における正月の話では、母親も登場する予定だったのだが、ページの都合上泣く泣くカットすることになったとTwitter(現X)で語っている。体格は息子に似つかずスレンダーである。