石豆タグル
いしまめたぐる
ゴクオーのクラスメイトで、クラスは5年2組→6年2組。
ある日、とある事からボールに乗ってボールをパンクさせてしまい、その罪をクラスメイトの北星に擦り付けようとしたが、ゴクオーにウソを見破られる。そのやりとりを見ていたサタンに地獄に連れて行かれ(ネコカラスが地獄に送ろうとしたが、介入したガマブクロウが先に地獄へ送った)、サタンにより一生人の悪口しか言えなくなる舌を与えられそうになるも、すんでのところでゴクオーに制裁された。
6年生でもゴクオーのクラスメイトとなり、転校してきた千十郎の友達となる。
以下、ネタバレ注意!
実はタグルは特霊魂“ナナシノ”に幼い頃から取り憑かれており、心の中で出会った後は友達となり、いつも一緒に遊んだり話をしたりしていた。
更に上記のボール事件もゴクオーにナナシノの存在を気付かせない様にする為にわざと起こしたものである。というのもタグルが事件を起こしたその日はゴクオーに人間化の神の罰が下る日であり、さらにサタンも地獄で騒動を起こしたためゴクオーがタグルの舌を抜いて現世に送り返した後もゴクオー本人は引き続き地獄に留まっており、タグルはその隙に現世でナナシノの事をクラスメイト達に話し、ゴクオーのターゲットから外れようとした。この事から後にゴクオーはわざとあの日を狙って事件を起こしたのだろうと見破っている。
ナナシノに取り憑かれている事をゴクオーの推理で明かされると一時分離したナナシノがいない事に気付いて涙を流し、前述のナナシノとの経緯を天子達に話した。その後、ゴクオーとの決戦の末に改心したナナシノと別れる事となり、ナナシノが転生してからは彼に関する記憶は消えている。
なおナナシノが消えたその日に、タグルの元には“喜生(はるき)”という名の弟が生まれたのだった。
ちなみに“イシマメタグル”という名前は“タマシイメグル”というフレーズのアナグラムであり、ナナシノの存在と関連づける様な名前となっている。