概要
形状は薄いクレープ状で、発酵を伴わない。鉄板などで焼いてから、直火で焼いて軽く膨らませたもので、高価な窯が必要ないこと等から、北インド人の主食となっている(南インドは米飯が主食)。
対してナン(ナーン)は、小麦粉に卵や油を加えて練って発酵させてつくられ、客人をもてなしたり祝い事で食べる宮廷料理の影響が強い。
ナンのように油脂を使わずあっさりしているので、人によってはチャパティの方が食べやすく感じるかもしれない。
また、この生地を伸ばして折り畳み、畳んだ間にギーというバターの一種を練りこんだものをパラーター(パラタ)という。
日本のインド料理店はタンドールを置いていることが多いため、全粒粉をナンの調理法で仕上げたパンをチャパティとして提供している店舗もある(タンドリーロティ)。