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概要編集

呪術師、準1級以上の呪霊が扱う生得術式を用いた技、即ち「呪術」のうち、領域展開を除いた奥義に類するもの。

呪術戦の極致たる領域展開には及ばずともそれぞれが強大な威力を有する他、生得領域を使用するため唯一無二である領域展開とは異なり、同じ術式が刻まれてさえすれば術者がでも同一の技を放つことが可能


また、領域展開は強力な切り札ではあるものの、一度使用すると術式が焼き切れてしまい、再度使用するまでにインターバルが生じてしまう欠点がある。

実力が拮抗した領域の使い手同士や、第三者の介入等による予期せぬトラブルに見舞われるケースが作中では確認されており、領域展開に頼らない切り札として考えるとかなり強力な武器と言える。


一覧編集

  • (いん)

極ノ番「隕」

作中では漏瑚が使用。

巨大な火球を生成し高所から相手に向けて放つ技。自らの呪力で構築するバージョンもあれば、街中のビルの瓦礫やトラックなどを吸い込み超巨大化させたバージョンも存在する。

質量爆弾の如く高層ビル群を破壊するその威力は、両面宿儺からも一目置かれる。


ごくのばん

呪霊操術の極ノ番。作中では夏油傑羂索が使用。

術者が取り込み使役する複数の呪霊を一つに圧縮することで得られる超高密度の呪力を相手に向けて放つ技。

呪霊操術の強みである手数の多さを捨てる一方、準1級以上の呪霊を取り込むことでそれらの術式を抽出し、術者が自在に操ることが可能になる。


  • 翅王(しおう)

壊相

蝕爛腐術の極ノ番。作中では壊相が使用。

術者の背に有毒な血で象られた蝶の翅を複数構築し、それらを自在に操る技。

矢のように射出して相手に血を浴びせ腐蝕させるほか、翅として使用することで飛行も可能。


余談編集

領域展開を除いた術式の奥義が極ノ番と作中で説明された。しかし作中で奥義、奥の手と呼ばれているのにもかかわらず極ノ番ではないものがいくつか存在するためそれを紹介する。


赤血操術の奥義。作中では加茂憲紀と脹相と???が使用。

百斂で圧縮した血液を一点から放つ。その初速は音速すらも超える。

本来は血の銃弾のようなイメージだが血液を呪力で産み出せる特異体質の脹相は血を出し続けることでレーザビームのようになっており躱されても横薙ぎなどに移行できる。


十種影法術の使い手伏黒恵の奥の手。正確に自身の力として使用したのは伏黒宿儺のみ。十種は最初に与えられた玉犬と共に様々な式神の調伏の儀式を行い、それらを1人で行うことで自身の式神として扱えるようになる。

魔虚羅はその強力さ故に調伏できた術師は宿儺のみ。伏黒は勝てない相手に対して無意味な複数人での調伏の儀に強制的に巻き込み相打ちに持っていく使用方法だった。また術式と深く関わっているようで、魔虚羅を破壊された際、宿儺の十種は機能を失った。


  • 虚式 茈

無下限呪術の奥義とも言える技。作中では五条悟が使用。五条家の中でもごく一部しかしらないというまさに秘技。

蒼と赫をぶつけることで全く別の力(仮想の質量)を押し出す技。しかし、順転の蒼ですら六眼があっても使い勝手が悪く、蒼と赫=順転と反転の同時使用がマストであり反転術式が使えないと発動すらできない、タメが長い、あまりの火力故に自分の領域の結界すら破壊してしまう、など欠点も多い。


  • (カミノ)

御廚子の最終奥義。作中では宿儺が使用。発動時に「(フーガ)」という詠唱を行っている。漏瑚、魔虚羅、虎杖&脹相&猪野&真希&三輪相手に使用。解と捌の使用後に発動可能。元々火力は高いが範囲と速度が低いなどデメリットも多いため、宿儺は領域展開中を除く一対多で使用不可という縛りを科しており、その際領域で斬り刻んだ物質に竈と同じ爆塵性の呪力を付与する恩恵を得た。


関連タグ編集

呪術廻戦 生得術式 奥義

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