概要
調伏させた呪霊を球状にしてから体内に取り込み、自在に使役する生得術式。使用者は夏油傑。
階級換算で自分より2級下の呪霊であれば、調伏無しで強制的に取り込む事ができる。
圧倒的な手数の多さが最大の強みで、数の暴力で押し切るだけでなく、術者との連携攻撃を仕掛ける事も可能。
取り込める呪霊の上限は明言されておらず(夏油が百鬼夜行時点で取り込んでいたのが6461体、うち4461体を「うずまき」で消費)
また呪霊を術者自身の呪力で強化することも可能であり、数の暴力と重ねることで低級の呪霊のみでも大きな脅威になり得る。
恐るべきはその術式効果範囲であり本人は東京の山奥に居ながら新宿と京都で統率をとった行動をさせたり、岩手にいながら新宿で呪霊を行動をさせたりと500kmほど。
さらに呪霊を介する形で本来なら1人が1種類しか持てない術式を複数使用する事もできる。
その際呪霊の術式は呪霊自体の呪力で使用可能。
また術者の力量次第では呪霊との視覚共有や、呪霊に結界術を施すことで周辺の呪力総量を把握することもできる。
アニメでは呪霊を射出する射撃のような攻撃も描かれた。
デメリットとしては、呪霊を取り込む際の苦痛(夏油によれば吐瀉物を処理した雑巾を丸呑みしたような味らしい)、術者が死亡すると取り込んだ呪霊が暴走するといった点がある。
技
呪霊操術の奥義。取り込んだ呪霊達を1つにまとめて超高密度の呪力を放つ。使用する呪霊の数に制限はなく、少ない数の呪霊で連発する事も可能。絶大な威力を持つが、呪霊操術の強みである圧倒的手数を捨てる事になる欠点がある。
後に準1級以上の呪霊を使用した場合、「術式の抽出」が可能という事が判明。抽出した術式を複数回扱えるかどうかは不明(作中ではできないと考察されている)。抽出した時点で術式の性能は向上しなくなる。