概要
「アンブロシア」とは『ダンジョン飯』に登場する魔法使いマルシル・ドナトーが持つ杖である。1本の棒の先が環状になった形状をしている。更にその環状部の先端には双葉が付いており、杖への魔力の供給が絶たれるとこの双葉がしおれる。
彼女自身が何年も掛けて育て上げたものであり、強い愛着を持っている。
材質は植物だが非常に堅いらしく、歩き茸を殴って斃すなど武器としても使用されている。動く鎧と戦闘した際にはアンブロシアで剣の攻撃を受け止めているが、アンブロシアには特に傷が入った描写は見られなかった。
また先端の環状部では、センシのゴーレム畑で野菜を収穫した際にはキャベツを穴に突っ込んで運び、動く鎧の兜が飛んできた際にはそれを穴で受け止め、ライオスに文句を言う際には彼の頭を穴に引っ掛けて揺すり…、など魔法の行使以外でも様々に活用されている。
なお、ダンジョン飯世界では必ずしも杖がないと魔法が行使できないというわけではなく、マルシルもウンディーネとの戦闘の際などにはアンブロシア無しで攻撃魔法を放っている。しかし杖を用いることで格段に魔法が扱いやすくなるようだ。
関連イラスト
- 武器として
- キャベツ運搬に
- ライオスに