ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

曖昧さ回避⇒レッドドラゴン

概要編集

迷宮に生息する魔物。「炎竜」とも表記される。

全身が強固な赤い鱗に覆われた巨大な竜。後頭部と側頭部から一対ずつ生えた巻き角が特徴であり、デフォルメされた状態の絵は角の形からどことなく山羊のようにも見える。また、雄にのみ見られる特徴として下顎の先端からヒゲのような突起が生えている。


体内には「燃料袋」と呼ばれる器官がある。爬虫類や鳥類に見られる砂嚢のように丸呑みした獲物の毛や骨など消化しにくい部位を貯めておくためのもので、内容物から発生した可燃性のガスを吹き出し、歯を打ち合わせる「タンギング」によって出た火花で着火することで「火の息」を吐くことが可能。


喉元には鱗の隙間と急所が重なる部位逆鱗があり、この部分を上手く貫けば一撃で倒すことができる。致命的な弱点であるため、この付近に異物が付着しているとたとえ無害なものであっても気になって動きが鈍ってしまう。


本編での動向編集

物語冒頭で顔に大きな傷跡のある個体が登場。

迷宮深部を探索していたライオス一行を壊滅状態に追い込みライオスの妹の僧侶ファリンを食べてしまう。ライオス、マルシルチルチャックはファリンが消化される前に竜を倒すべく、偶然出会ったセンシを加え再び迷宮に潜ることになる。

大型の竜はその巨体のエネルギー消費を抑えるために一日の大半を眠って過ごすはずだが、なぜかこの個体は積極的に動き回っており、深層から上の階層へ上ってきたためそこを縄張りとするオークの部族がさらに浅層に移動することとなった。

オークの族長であるゾンから情報を聞いたライオスたちと地下第5階層で再び会敵。大昔の城下町である5階の入り組んだ地形や建物を活かした罠もその巨体と膂力でことごとく打ち破る。ライオスが持っていた剣型の魔物ケン助は恐れをなして逃げ出し、最後の武器であったセンシの斧も頑強な鱗の前に砕けまたも一行を絶体絶命の状況に追い詰める。しかしチルチャックが投げたセンシの包丁(竜の鱗すら貫くミスリル製の逸品)に左目を潰され、死角となった顔の左側に飛び掛かったライオスによる片足を犠牲にした捨て身の攻撃で逆鱗を貫かれ死亡。


眠らずに動き回っていたことで消化が進みファリンは燃料袋で骨だけになっていたため、マルシルが研究している古代魔術によってその血肉を利用して蘇生させる。

さらに残った死骸のうち胴体はガスに引火して内部が燃えているためピザパンを焼くかまどの代わりに、胴体から切り出した肉は鋼鉄のような皮膚を鉄板代わりに焼いたローストドラゴンに、尻尾の先端の肉はテールスープの具に、余った腿肉はドラゴンボンレスハムに加工された。


その正体は迷宮の支配者「狂乱の魔術師」直属の使い魔。姿を消したメリニ王国の国王を探す命令を受けていた。

そして死を感知した魔術師の術により、ライオス達の思いも寄らぬ事に…


余談編集

竜は外皮、牙、爪、肝臓などあらゆる部位に価値が付き、レッドドラゴンも討伐後にチルチャックが死骸から金になる部位を売る事を提案するシーンがある。

しかし無傷で面積が大きいという条件が付くためライオスたちの装備や人数で換金に足るサイズを持ち帰るのは不可能であり、現実的には唾液か血液の採取、唾液腺内に結石(いわゆる竜涎香。チルチャック曰く臭いらしい)でもあれば僥倖とされた(アニメ版ではこの下りは割愛)。


テレビアニメ版では、前半クールの重要ポジションでもあるためか、登場する第11話~第13話を『炎竜編』として区切っているだけでなく、該当エピソードの一挙上映会を行うこともアナウンスしている。


それに加え、レッドドラゴンのぬりえも当然の如く存在するのだが、その際にぬりえと一緒に「11話作中では一部刺激の強い描写がございます」という注意喚起のポストがニチアサ枠の再放送の放送前に投稿された。


物語の後半には別個体のレッドドラゴン(下顎の突起が無いため雌)が登場している。


関連タグ編集

ダンジョン飯

ファリン 狂乱の魔術師

 ドラゴン レッドドラゴン

関連記事

親記事

ダンジョン飯の登場モンスター一覧 だんじょんめしのとうじょうもんすたーいちらん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 31160

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました