概要
現場任務は作中での活動が初でありながらカナリア隊で最年少の看守を務めるエルフ。担当はフレキとリシオン。
元々は名のある家の箱入り娘であったがある日カナリア隊で働くことが決まった。
プロフィール
人物
容姿
尖がり鼻が特徴的なエルフ。髪色は金髪。
身長はエルフにしては少し高い。
性格
エルフとしては年若いこともあって、素直で溌剌とした性格の持主。
ミスルンのパートナーとなった看守はすぐ死ぬと周囲から脅されると負けん気を燃やすなど情熱的で真面目。もっとも、そういう一面から何かと小うるさいため囚人の怒りを買いがちでもある。
また単純でもあり、相手の発言を鵜吞みにして騙されることもあった。
能力
妖精(主に通信用)の使役と結界術の作成を得意とする。
看守として気張ってはいるものの新人なため手際はイマイチ。何かと経験不足に足を引っ張られがちである。
動向
ある日突然両親からカナリア隊への就任を命じられ、最初は悲哀にくれたもののすぐに自分が優秀だからと持ち直す。それどころか女王の期待に添うため、家名の名誉を示すために奮起する。
カナリア隊に入ると看守として模範的態度で囚人に徹しようとするも前述した性格や経験のなさからボロを出したり暴走して周囲を戸惑わせている。
マルシルをエルフの国における宮廷魔術師の娘だと勘違いした際にはまるで疑わずに話を進めるなど、お人好しなところがある。
騒動が激化すると身が危うくなりながらも必死の結界術でなんとか耐え抜いており、なんだかんだありつつも最後まで奮戦した。
本編での騒動が解決した後には女王からエルフの国の外交官に任命されライオス達の国に残ることになる。マルシルとも打ち解けている模様。
余談
- VSシリーズ
デイドリーム・アワーなどに載っている作者九井諒子の落書き漫画にはパッタドルVSというシリーズがある。
彼女が温かいものを食べる姿を描きたいという試みのシリーズであり、現代的な世界観で温かい現代料理を頬張る彼女の姿が見られる(カナリア隊のメンバーが同席してることもしばしば)
いわゆる現代パロであるが、職場の人間関係に悩むパッタドルが一時安らぎを得るという側面があり、どこか哀愁が漂っている。本編での食事シーンは少ないが作者の中ではなかなかの食いしん坊キャラの様子。
- クリスマスプレゼント交換会
同じくデイドリーム・アワー内の謎時空プレゼント交換会ではライオスの趣味全開の品を引き当てるも意外にも好意的な反応。本人の極めて常識的なプレゼントも当てたカブルーパーティーのクロを喜ばせた……がシスヒスが棄てそうな贈り物を慌てて引き受けたり、リシオンとフレキが放棄した品の面倒を見たりと苦労性な様子を見せた。
