ミルシリル
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みるしりる
ミルシリルとはダンジョン飯に登場するエルフ
由緒正しい軍人一家の生まれで貴族でもあるエルフ。実力者として評判でありながら周りと打ち解けなかったので“陰気なミルシリル”との二つ名が付けられた。
そういった生来の気質と二つ名でからかわれたことにより他のエルフから離れて厭世的。
その高い家柄からカナリア隊に配属されて看守を務めていた。周囲に打ち解けないながらも任務は真面目にこなしていた模様。
前述したように当時は同じ隊にいたミスルンに苦手意識があったが、その後迷宮の主となった彼が持つ複雑な内面を見たことや欲求を喰いつかされながら悪魔への思いだけが残った彼を見たことで保護を決意。彼を職務復帰させようとする。保護した頃はカナリア隊の副長だった。
それからウタヤの一件でカナリア隊を続けることに嫌気がさしたらしくカブルーを息子に受け入れて引退。
自分に時にはペットのように接する彼女を見てカブルーは「長命種とわかりあうのは無理」と悟ったが、それはそれとして彼女が子供の疑問や好奇心に応える努力を一切惜しまなかったことから義母と認めて感謝している。カブルーを鍛え上げたのも彼女。
現在では山奥に引き籠もり他のエルフと距離を置きながら他人種の子供を拾って育てる隠居生活を送っている。今もカブルーの身を案じているため、カブルーが暮らす酒場の地下に急に訪れたこともあった。
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