基礎データ
図鑑番号 | No.756 |
---|---|
アローラ図鑑 | No.146 |
分類 | はっこうポケモン |
タイプ | くさ/フェアリー |
高さ | 1.0m |
重さ | 11.5kg |
特性 | はっこう/ほうし/あめうけざら(隠れ特性) |
他言語版の名称
英語 | Shiinotic |
---|---|
イタリア語 | Shiinotic |
スペイン語 | Shiinotic |
フランス語 | Lampignon |
ドイツ語 | Lamellux |
韓国語 | 마셰이드 |
中国語 | 燈罩夜菇(繁体字)/灯罩夜菇(簡体字) |
進化
ネマシュ → マシェード(LV24)
概要
『ポケモンSM』から登場するネマシュの進化系。名前の由来はマッシュルーム+ランプシェードと思われる。
あくまで植物的なルックスだった進化前とは異なり、人間に近い外見になった。
…のだが、黒一色の目に微笑をたたえた口、異様に細い腕と妙にホラーチックな姿に。
ポケリフレでのスマイルはある意味必見。
ホラーなのは外見だけでなく「夜中にマシェードの住む森で怪しい光に惑わされると2度と森から出られなくなる」という逸話があり、発光する胞子の催眠効果で獲物が深い眠りに落ちた隙に生気を吸い取るという、ゴーストタイプのような恐ろしい習性を持っている。
しかしアニメでは、そうやって溜め込んだエネルギーを気に入った相手や草木に分け与えるという補足的な設定が判明した。エネルギーを吸う事しかできなかった進化前とうって変わって長所が増えた様である。
夜の森で多くのマシェード達が自然に活力を与えながら光る様は非常に幻想的であり、怖いだけではなくフェアリータイプらしい妖精っぽさもしっかりと感じられる。
『ポケモン剣盾』では「ルミナスメイズのもり」というダンジョンが登場。光るキノコが群生する妖しげな暗い森であり、まさにマシェードにピッタリのダンジョンとなっている。もちろん、ちゃんと野生のマシェードが出現する。
設定画では眠る時はカサをすぼめ、腕も収納する様子が描かれている。作中では見られないが、イラストを描く際の参考にされたし。
ちなみに、同じキノコポケモンのパラス系統とは進化レベル・合計種族値が同じであり、彼らとは縄張りを巡って対立する関係にあるらしい。この2種が争い始めるとお互いの胞子が飛び散って、辺り一面胞子まみれになってしまうという。
ゲームでの特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
60 | 45 | 80 | 90 | 100 | 30 |
特防が最も高く、次に特攻、防御の順に高い。素早さは30とかなりの鈍足。対となるパラセクトの特殊版といったところか。
ただしこちらは攻撃をかなり削っているので、配分としてはあちらよりも無駄がない。
キノコポケモンの例にのっとり強力技「キノコのほうし」を習得できる。
合計種族値が低く鈍足なのは、この技を使える代償ということなのかもしれない(素早さ70のキノコとか知らない)。
ただし自身の特性「ほうし」とは微妙に噛み合わないので注意が必要である。
準専用技であった「ちからをすいとる」は相手の攻撃を1段階下げ、相手の攻撃の値の分HPを回復させるという強力性能。
アタッカーとして運用するには火力も並で技のレパートリーにも乏しいので、この専用技を軸にした耐久・流し寄りの型にするのが無難だろう。
ただし弱点の多さ故に役割破壊されやすい点に要注意。
特にどくタイプには非常に弱く、こちらの一致技を両方半減され4倍で弱点を突かれてしまう。
特性も効かないくさ複合ともなると目も当てられない。素直に交代しよう。
ちなみに4倍弱点にもかかわらず自身は「ヘドロばくだん」を覚えることが可能で、一応くさやフェアリーへの打点となる。自分が使うぶんには毒も平気なのだろうか。
隠れ特性は「あめうけざら」。
「ちからをすいとる」と組み合わせれば大幅な回復が望める。雨下ではほのお技も半減になるので、雨パ適正は高い(雨の中でこのポケモンが立っているのはかなり怖いが)。
剣盾発売当初では他のキノコポケモン及びドーブルが全員欠席となったことで、唯一の「キノコのほうし」使いとなっていた(現在はモロバレル系統が舞い戻り唯一では無くなった)。
代わりと言っては何だが、USUMでラフレシアなどのくさタイプに配られた「ちからをすいとる」が今度はサニゴーンなど一部のゴーストタイプにも配られ、もはや専用技とは言えなくなってしまった。
使用トレーナー
関連イラスト
関連タグ
ポケモン一覧 くさタイプ フェアリータイプ
きのこ フェアリーリング
キノコ仲間
パラス/パラセクト、キノココ/キノガッサ、タマゲタケ/モロバレル
キノピオ:人型のキノコ仲間。顔立ちも何となく似ている…