データ
ちょっと貴重なきのみ。外側はとっても苦いが、中は甘くてジュースのよう。
概要
ポケモンに持たせると特殊技を受けたとき、特防のランクが一段階上がる。
他のきのみ同様、料理の素材としても使用可能。
初出が六世代のきのみであり、当初はタグ番号、大きさ、固さのパラメーターが存在せず、味も追加されたのは八世代である。
ランクを上げる道具の中でも特殊技を受けるだけという発動のしやすさが売り。ズアのみなんて知らない。
特殊受けは勿論、しゅうかくで何度も発動できるオーロットなどに使われている。
発動しやすいとはいえ効果の発動は1回技を受けた後なので、高火力の前では普通にゴリ押しされてしまうこともあるため過信は禁物。
前述の通り効果の発動は半減実と違い技を受けた後なので、「やきつくす」を受けた際きのみは焼失し、「マジシャン」が発動した時は奪われてしまう。連続攻撃を受けた際も、全弾当たった後に発動する。
「みがわり」で攻撃を受けた際は発動しない。
また、八世代までは「ばけのかわ」で受けた際は効果が発動するが、九世代では発動しなくなった。
ばけのかわで安全に発動できるミミッキュとダイマックスとの組み合わせで要塞化していたため、弱体化が施されたみられる。
SVでは当初は登場していなかったものの、DLC『碧の仮面』にて復帰。
鬼退治フェスの報酬で確率で手に入る。
特防を上げる道具は他にとつげきチョッキが存在するが、基本的にタラプのみは受け、チョッキはアタッカーが持つことが多く、競合することもそんなになかったりする。
潜在能力は高かったが、それまでサイクル戦との相性の悪さや一撃で落とされると発動しないことから、隠し玉的な使い方をされることはあっても環境の火力インフレやサイクル戦の激化の影響で使用率は伸びなかった。ところが居座り耐久型にとって最高の相性であるダイマックスが登場した第8世代では、とつげきチョッキという代用品があるためアッキのみほど需要が増したわけではなかったが、それなりに見かけるアイテムとなった。
きのみのモデルはタラップ (tarap, terap; 学名: Artocarpus odoratissimus) という東南アジア…というかほぼボルネオ島固有の果実。ジャックフルーツの仲間で、ニオイパンノキという和名もある。痛みやすく低温に弱いため、産地以外ではあまり流通していない。