概要
モンスターボールではなく、アイリスの髪の中にいる。彼女がサトシと出会ったのも、髪の中にいたキバゴにサトシのポケモン図鑑が反応したことがきっかけ。
故郷の「竜の里」のオババ様が立派なオノノクスに育て上げるようアイリスに授けた。
初期はまだ生まれて間もなかったようで、「ひっかく」と「りゅうのいかり」しか覚えていなかった。後者に関しては未完成で上手く発動できず、相手にあたるどころか、キバゴを中心とした数メートルほどで爆発を起こすだけだった(デントからは「りゅうのくしゃみ」と喩えられた)。
ポケモンたちの中では最年少だったが、サトシがもらったタマゴからズルッグが生まれたことでお兄さんとなり、実力も拮抗していることから、バトルの特訓相手となっている。今ではすっかり仲良しで、55話で出会ったゴチムがズルッグを気に入って交換を持ちかけた時には、夢でうなされていた。
強くなりたいという思いは強いようで、自分が進化する夢をみるほど。しかし当のトレーナーであるアイリスは、幼いとはいえキバゴを甘やかしてしまう傾向があり、キバゴの気持ちと裏腹にバトルに出そうとしなかった結果、いざ出しても戦闘経験の不足が原因で惨敗する事が多かった。
だが旅の中でバトルや特訓を重ねることで実力をつけていき、27話でついに「りゅうのいかり」を完成させる。そのことでズルッグより少し強くなったようだが、ズルッグの方も「とびひざげり」を覚え、再び実力が並んでいる。
39話~42話で行われたドンバトルで実戦デビュー。ルークのゴビットと対決し、「ひっかく」も「りゅうのいかり」も通じずピンチに陥るが、土壇場で「げきりん」を習得。見事逆転勝利を飾った。
BW2編1話ではシロナのガブリアスとバトル。ボロボロになりながらもやる気を見せ、「ギガインパクト」を習得しガブリアスに一撃を入れた。
使用技:「ひっかく」「りゅうのいかり」「げきりん」「ギガインパクト」
BW編では最後まで進化する事なく終わったが………
新無印
65話にてサトシがキバゴに出会うが、そのキバゴはシャガが育てている別個体であった。
アイリスのキバゴはオノノクスに進化した姿で登場。
BW編で語られていた「立派なオノノクスになる」という目標を遂に達成することとなった。
当たり前だが、キバゴ時代のようにアイリスの髪に入ることはできなくなっており、普通にモンスターボールから出ている。
作中ではサトシのウオノラゴンを遠距離攻撃で圧倒。その後のカイリュー戦も「げきりん」の混乱を自身で頭を打つことで克服するという割と凄まじい方法で圧倒したが、サトシとカイリューの型破りな攻撃の前に敗れた。試合後はかつてのキバゴのような人懐っこい様子も見せている。
マスターズトーナメントの1回戦では、シロナのミロカロスを撃破し、ガブリアスと激突している。
キバゴ時代に野試合で対戦した際は全く歯が立っていなかったが、今回はさらにメガシンカまで可能になったガブリアスと互角のバトルを繰り広げ、最終的に敗れこそしたものの、大きな成長を見せつけた。
使用技ワイドブレイカー、サイコカッター、げきりん、りゅうのはどう