初登場 | ポケットモンスター X・Y |
---|---|
威力 | - |
命中 | 100 |
PP | 20 |
タイプ | くさ |
わざ分類 | 変化 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
効果 | 相手のタイプに「くさタイプ」を追加する。元からくさタイプを持つポケモンには無効 |
『ポケットモンスター X・Y』から存在する技の一つ。森の霊の呪いにより、相手に「くさタイプ」を追加する(味方にも使える)。
習得できるのは現在オーロット系統のみだが、本当にこの技、くさタイプの技で良いのだろうか…。
先輩ポジのみずびたし(相手をみずタイプに変える)と違い、こちらはタイプを追加する。
つまり元のタイプは消えないので、タイプをすでに2つ持っているポケモンに対して使うとその間タイプが3つになる。
くさタイプは弱点が多いためダメージアップも狙えるが、習得者がオーロット系統のみに限られているので、相手の弱点を増やすというよりダブルバトルなど複数体のポケモンを使用するバトルで味方のタイプ相性を変化させる使用が主となる。
弱点が多いとはいえ、くさタイプを付加する事で相手の粉技・胞子技に対する耐性を付加できる点は強みであり、フラージェスやキュワワーに使うと本人にもフラワーベールを発動させられるので試してみるのも一興。
なおハロウィンと重ね掛けすることはできず、例えば先にハロウィンによりゴーストタイプが追加されていた相手にもりののろいを使った場合ハロウィンの効果は消える。
弱点を突くとダメージ2倍という高さ故に、元々の4倍弱点がくさタイプの弱点と重なる皆様は大変なことになる。
具体的には以下の通り。
- ハッサム、アローラサンドパン、モスノウといったほのおタイプに弱いポケモンにこの技を使うと8倍ダメージ。ほのおのうずでもマグマストーム並み。
- しかし残念ながらポケモンという作品はシリーズの仕様により、相手へ与えたダメージが如何程なのかを具体的な数値では表示されないため、敵のHPを超えるダメージを与えることへの意義は自己満足以外ほぼ皆無であろう。
- ヘラクロス辺りにこの技を使うとひこうタイプが8倍ダメージになり、翼で打たれたりつつかれたりするとそこから腐り、風に吹かれただけでも塵と化す。
- カラマネロなどに使うとむしタイプが8倍ダメージとなり、血を吸われれば干からび、まとわりつかれたら死が待っている。
- グライオン、ひこうドラゴン組、ガブリアス系&フライゴンなどに使うと彼らはこおりタイプが8倍ダメージとなり、こなゆきが降っただけで凍死する。先制で飛んでくるこおりのつぶて、必ず急所に当たる(=ダメージ1.5倍)こおりのいぶきなどもっての外だ。
8倍弱点の状態でこれらの威力がどうなるかというと、まず「つばさでうつ」が480、「つつく」でも280、「かぜおこし」320といずれもシャレにならない。きゅうけつは威力20しかなかった『ポケットモンスター X・Y』までなら160で済むが、『ポケットモンスター サン・ムーン』からは80に跳ね上がったため640に達し、「まとわりつく」も威力160に加えスリップダメージ4~5ターン&命中100と考えると「マグマストーム」(威力100+命中75)がかわいく見えてくる。いやまあマグマストームでこれをやったら威力800×4~5ターンという天災と化すんですがね。
そしてこおり4倍組は「こおりのつぶて」でも先手で威力320の氷塊が飛んでくるし、確定急所の「こおりのいぶき」など実質90なので、威力が720の猛吹雪に見舞われる。森の呪いとは斯くも恐ろしや……。
ちなみに、8倍ダメージになってしまうポケモン以外にも、例えばキュレムやセグレイブに使うと弱点が10タイプも増えてしまうなどのように、くさタイプを追加すると弱点の数が増加して悲惨なことになるポケモンも少なからず存在する。
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