技のデータ
初出 | 第6世代 |
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威力 | 80 |
命中 | 100 |
PP | 10 |
タイプ | ひこう |
技分類 | 特殊 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 相手に与えたダメージの75%を回復する。 |
英語名 | oblivion wing |
概要
第6世代から存在する技。
破壊の衝動を口から放ち、相手の体力を吸収する技。
イベルタルの専用技である。
伝説ポケモンの技では珍しい回復を兼ね備えた技。
回復技の中では相手が眠っていないと使えない「ゆめくい」を除くと威力は最高峰(「ギガドレイン」とは5しか差が無い&上方修正された「きゅうけつ」には並ばれたが)である。
名前から予想はつくだろうが、タイプは「ひこう」。
イベルタル専用特性「ダークオーラ」の恩恵を受けられないとして、当初はガッカリ技と言われていた。
しかしそこは伝説のポケモン専用技。
ただの吸収技と違い、何と回復量が与ダメージの75%である。
回復割合こそ同世代初登場の「ドレインキッス」と同等なのだが、イベルタルの高スペックの為に目に見えて回復量が違う。おおきなねっこでも持たせればほぼダメージ全てが自分に還元すると言うまさに命を吸い尽くすポケモンに相応しい性能へと変わる。
ひこうタイプのせいで特性が乗らないのは欠点のように見えるが、これであく技なら一貫性と特性の相性という両面で過剰に強くなるので仕方ないだろう。
あく技を半減するかくとうタイプに抜群を取れ、地味にジガルデの特性「オーラブレイク」を避けられる利点でもあり、タイプの違いによる攻撃範囲の広さではプラスに働いている。
ただ、特性「ヘドロえき」相手に撃つとお約束でダメージを喰らうので注意。
映画「破壊の繭とディアンシー」の予告編では、この技と思われる光線をイベルタルが放っていたが、受けたものは動植物問わず石化していた。
余談だが、英語名の「oblivion」とは忘却・大赦のほか、煙滅、壊滅という意味がある。
全てを葬り去る壊滅的一撃…いかにもはかいポケモンらしい。
ポケモンGO
2023年8月にレイドボスとして再登場するイベルタルがこの技を覚えている。
性能は威力85の2ゲージ技(トレーナーバトルでは、必要量50)。「クラブハンマー」と、タイプと効果以外全く同じ性能である。
同じ回復技の「ドレインパンチ」と異なり防御アップの効果がないため一見パッとしないが、ぼうふうと比べると軽めで扱いやすい。逆に「ゴッドバード」よりは重めであるものの、威力及びDPS・DPEが高く、一長一短であると言える。
この技の習得により、ファイヤーを上回るひこう技のDPSを獲得し、様々な場面で大きく活躍できるようになるだろう。
関連リンク
他のドレイン技
ほのお:むねんのつるぎ
みず:いきいきバブル
くさ:すいとる メガドレイン ギガドレイン ウッドホーン シャカシャカほう
でんき:パラボラチャージ
むし:きゅうけつ
エスパー:ゆめくい
かくとう:ドレインパンチ
フェアリー:ドレインキッス